アートマンに至る道は、とても狭く厳しいものです。
「賢者の感官器官は彼の思考器官に従い、彼の思考器官は彼の知性に従い。彼の知性は彼の自我意識に従い、彼の自我意識はアートマンに従う。
起て!目覚めよ!師の足元に近づき、それを知れ。聖者たちは言う、その道は鋭い剃刀の刃のようである、と。その道は狭く、踏み行き難い!
大人しく、形なく、触れ難く、不死であり、味なく、香りなく、永遠であり、始まりも終わりもなく、不変であり、自然を超越しているもの、それがアートマンである。アートマンがそのようなものであると知って、人は死から解き放たれる。」(『ウパニシャッド』日本ヴェーダーンタ協会、2009年:カタ・ウパニシャッド、56頁より)
この「その道はは狭く、踏み行き難い!」はイエスの教えと同じです!!!
The Straight and the Narrow is the Pathway
邦訳聖書マタイ7:13-14に「命に通じる門はなんと狭く・・・」とあるものの、私は、ずっと『命』の意味を理解出来ずにいました。何故なら命(意識)は永遠ですからね。
私は、ラムサ版英訳聖書で訳してみると、それは「その入り口はなんて狭いのでしょう。この世に負けないその道は、どれほど困難なのでしょう」になり納得。
そう『命』ではなく『この世』であり、『通じる』ではなく『負けない』ですね。
ラムサ版の原文と私の訳は、以下の通り。
Enter in through the narrow door, for wide is the door, and broad is the road which carries to destruction, and many are those who travel on it. (13)
狭い入り口から入りましょう。何故なら破滅に至らせるという入り口は広く、しかもその道も広いため、それに向かって旅をする人々は大勢います。
O how narrow is the door, and how difficult is the road which carries to life, and few are those who are found on it. (14)
おお、その入り口はなんて狭いのでしょう。この世に負けないその道は、なんて困難なのでしょう。しかもそれに向かって旅をしているのを見つけられる人々はわずかです。
ますは、『モーゼの十戒』を厳守し、常に創造主を唯一無二の絶対者としない限り、地獄行きは、免れないのですから、確かに容易な事ではありません。
天国へゆけているのは、人類のわずか4%に過ぎず、まして悟りの意識レベル600へは以前より10倍多く達することが可能になったと言っても、100万人にひとり!
ブッダも、天国への道は狭く、悟りは更に困難であると説いています。
勿論、ホーキンズ博士の11冊も同じことを繰り返し述べています。
さらに、『山上の垂訓』の内容を理解し実践できなければ、誰も天国へゆけません。
そのことに気づけるも、実は意識レベル500を超えていなければならず、スピリチュアルの気づき無き場合、頭で考える天国は、理性の煉獄という現実があります。
弘法大師空海(計測値800)は、人類の全員が悟りを開くまで祈り続けるの言っていましたが、どれほどの歳月かかるのでしょうね。
とはいえ、キネシオロジーと『意識マップ』の発見により、加速度的に人類の意識レベルを押し上げてゆくのは疑う余地はないでしょう。
先日、NHKで「世界中で戦争をたきつけるアメリカの傲慢を、もう許してはならない」と言い、ガザ地区の子供を持つ家族に、100人規模となるボランティア・グループを立ち上げ、マンツーマンで様々な支援を行っているという、コロンビア大学の女子学生が紹介されていました。
日本では、あまり報道されていませんが、軍産複合体の横暴について、大方のアメリカ国民はうんざりしていることは明らかです。トランプ陣営には、常にバイデン陣営の10倍以上の寄付が集まっていることからも、それは明らかです。
ウクライナとイスラエルへの支援は、トランプの再登板により終わりを迎えることでしょう。
その時、それぞれの紛争も終結することを祈るばかりです。
写真は、昨日の朝、居間からツツジやサツキの剪定を終え写したもの。