アートマンは、すべての起源です。

 

「原初、そこには〔有〕のみがあった。唯一であり、第二のものはなかった。ある人は『原初、そこの非存在〔無〕があった。そしてその非存在〔無〕から宇宙が誕生した』という。しかし、どうしてそのようなことが可能であろうか?どうして存在〔有〕が非存在〔無〕から生まれることが出来ようか?出来はしない。我が子よ、原初、それは存在〔有〕のみがあった。—— 唯一であり、第二のものはなかった。その一者は、こころの中に思った。『私は多となろう。私は自身を放出しよう』と。そこで、それは自身から宇宙を放出した。そして、自身から宇宙を放出してから、それは万物の中に入った。あらゆる存在物は、それをその自己として持っている。それは万物の微細な本質である。それは真実である。それはアートマンである。そして、シュヴェータケートゥよ。汝はそれである」

(『ウパニシャッド』日本ヴェーダーンタ協会、2009年:チァンドーギア・ウパニシャッド、138頁より)

 

私は、幼い頃から、神ご自身に私は見られているという感覚をずっと持っていました。

 

ゆえに、親の顔色を見て「いい子」を演じることは、神に背いているような気がしていたため、自然に罪の意識や恥の意識を蓄積させていました。

 

何故なら「いい子」を演じるためには自分の良心を犠牲にし仮面をかぶって生きていたから。

 

そのような幼少期を経て、私は大学を卒業する頃、突然、理論物理学に興味を持ち、入門書を読んだのですね。

 

その結果、「ひとつのものは、他のすべてのものとつながっていてひとつで同じもの」を確信したのですよ。

 

神が、ごく身近におられるという私の感覚は、すなわち「すべてのものに神様の意識が浸透しているのではないか!」ということに、私は気づきました。

 

その気づきを契機に、私はこの生涯で、常に好き嫌いの克服出来るよう努力を重ね、誰であれ親切に接し、またあらゆるものを大切に使うよう心掛けてきました。

 

その気づきは、今からおよそ30年前に生きる指針をマテリアル(物質世界)から、スピリチュアル(精神世界)に変えた後、宗教や哲学の本を読めば読むほど、あらゆるものに神の意識は浸透しているこという確信は、ますます揺るぎないものとなります。

 

それを踏まえ、塾を経営していた時には、子供達に因果応報、輪廻転生、意識の永遠性や、理論物理学の基本的な考え方、言い換えると非極所性について話したものです。

 

 

私は、超能力を使えませんから、ホーキンズ博士の著作に出会うまで、自分が、まさか幼い頃からスピリチュアルに目覚めていたとは気づきませんでした。

 

博士は、意識の成長を妨げるため、逆に超能力を使わないように忠告しているほどですから、私に超能力がないのは、本当にありがたいことだったと、いつも感謝の祈りを捧げています。

 

それでも、私はスピリチュアルの体験は、様々経験してきた事に、博士の本を読むことで気づかされました。

 

しかもそれらは、博士の11冊すべてを熟読せねば分からないことでした。

 

悟りを開いたとき、知覚されるこの世の動きは、すべてコマ送りのスローモーション・シーンとなり、コミュニケションに苦労すること。

 

ムドラーと呼ばれる『光輪』の目撃は、スピリチュアルについての重要な意味を持つこと。

 

チャクラからの『ひかり』の放射は、その場のエネルギーを一気に変えること。

 

『エクスタシー』は、手放す以外に自分の意志で制御出来ないこと。

 

そのような、これまでの私の経験のすべてが、詳細に11冊に解説されていました。

 

さらに、誰か人を神のように祭り上げると、ハートチャクラに好戦的なエネルギーを蓄積させること。

 

創造主たる自然神を唯一無二の絶対者としない限り、誰もが地獄へゆくことになること。

 

愛の延長が、『悟り』で、すると天使になることなど、なるほどを思わせるお宝情報で満載です。

 

そのような叡智に触れることが出来たゆえに、本当に私は幸せ者ですよ。

 

その幸せを、あなたと共有したいため、私はこれからも綴り続けます。一方人類の80%占める意識レベル200未満の方々は、理解出来ないという問題も、あることを申し添えます。