アートマンは、ブラフマンです。

 

「創造以前は、存在するすべてのものはアートマンであった。アートマンのみであった。その他に何もなかった。アートマンは考えた。「世界を創造しよう」

 

(中略)

 

アートマンは考えた。「守護者たち(※人類)が居り、しかも自分(創造主)が彼らと何のかかわりも持たないということがあり得ようか。」

 

「もし私なしで言葉が話され、息が吸われ、目が見え、耳が聞こえ、肌が感じ、思考器官が思考し、性器が子孫を作るとしたら、それなら私はなんであのるか?」

 

アートマンは考えた。「守護者たちの中に入ろう。」そこで彼らの頭蓋骨の真ん中を開いて、それは守護者たちの中に入った。アートマンの入った入り口(※頭頂チャクラ;千弁の漣華)は、至福の入り口と呼ばれる。

 

(中略)

 

馬であり、牛であり、人であり、象であり、鳥である。呼吸するすべてのものであり、歩く生き物であり、また歩かない生き物である。これらすべてのものの背後にある真実の存在は、純粋な意識であるブラフマンである。」

(『ウパニシャッド』日本ヴェーダーンタ協会、2009年:アイタレーヤ・ウパニシャッド、123から125頁より)

 

『意識マップ』のレベル700から1000のプロセス欄には、『純粋な意識』と示されています。あなたも700に達すると、それを満喫できるのですよ。

 

このアイタレーヤ・ウパニシャッドの記述は、まさに旧約聖書『創世記』や新約聖書『ヨハネの福音書』などの冒頭に書かれている箇所と、ほぼ一致していますね。ホーキンズ博士は、意識レベル600に達した賢者は、時代や地域を超えてその言行は、すべて同じであると指摘している通りです。

 

何故なら、意識レベル600に達するなら、この宇宙、人類と、創造の秘密を神により暴露されるからですよ。

 

しかしながら600未満の意識レベルでは、主観的に体験できません。ゆえに、宗教宗派の分裂は起きました。

 

しかし、あらゆる世界的大宗教にも、スピリチュアルの真実は、ほぼ正確に伝承されていることが、この聖書とウパニシャッドにて証明されています。キネシオロジーの技術は、どれがスピリチュアルの真実であり、どれが神話や寓話、あるいは政治的意図から歪曲されているかを正確に見極めることが出来る人類史上初めてものもの。

 

これが、どれほど今後の人類の未来を平和へ導くことが出来るかは、言うに及びません。私が、日々発信を続けるのは、日本と人類同胞に、すでにスピリチュアルの真実に気づいておられる方々に、意識レベルを上げるための指針を正確に示すことにあると昨日書いた通りです。

 

さらに付言すると、もしもこの投稿を目にし、あなたがスピリチュアルの真実に気づくならば、本当のスピリチュアル・ワークに取り組むことを願ってのことです。

 

博士の『Book of Slides: The Complete Collection Presented at the 2002-2011 Lectures with Clarifications』には、「あなたがここにいるのは、神からこのレクチャーを聞きなさいと言われたからです」という言葉が書かれています。すなわち、あなたがホーキンズ博士の英語原典を読むなら、それは神からあなたに指示があったからと理解しましょう。

 

いつも申し上げている通り、現在発刊中の邦訳は、2冊とも真実レベル500切って計測され、全くスピリチュアルのレベルではありません。すなわちそれらは、理性のレベルの読み物、すなわち一般的な哲学書のレベルです。

 

2冊の邦訳の発行者の方は、日本人に合わせ意図的にレベルを下げていることを、私に告白しています。それは明らかに『モーゼの十戒』を無視していて、その結果は重大であることに気づいておられないのでしょう。ただただ私は哀れみを表します。いつか、私の正確な邦訳も日の目を見る日が来るでしょう。

 

 

何故なら、人は波動が高くなるにつれ、波動の低いものを避けるようになります。言い換えると、無意識に真実を追求し、かつ選択しようとするためです。

 

それを示すように、幼い頃から思春期までにクラッシック音楽や大自然に触れた若者は、生涯にわたり、真実、美と、平和を追求し、暴力、虚偽や、極端に下品なものを避ける傾向にあると、脳のニューロンの配置を調べることで判明していると博士は断言していますから!

 

そういう訳で、人類に最後に残るのは、『真実』と同様に『真理』のみです。