アートマンを知る者のみが、真の幸せを知るでしょう。
「自在するものは、あらゆる至福の本体である。この至福のアートマンが心臓の漣華に潜んでいなかったなら、誰が生きることが出来ようか、また誰が呼吸することが出来ようか、歓喜を与えるのはそれである。
人がアートマン -- 生命の基、感覚を超えたもの、形なきもの、表現できないもの、あらゆる属性を超えたもの-- の中に、自身の存在と一体性を見出すとき、そのときにはじめて、人は恐怖を超越する。アートマンとの間にほんの少しでも隔たりを感じている間は、恐怖がある。しかし自身がブラフマンであることを知らない者にとっては、すべての恐怖を取り去るブラフマンが恐怖そのものであるかのように見える」
(『ウパニシャッド』日本ヴェーダーンタ協会、2009年:タイッティリーヤ・ウパニシャッド、113頁より)
ウパニシャッドの真実レベルは970です。
これは、ホーキンズ博士の著作が発刊されるまで、人類の最高レベルの真理の書でした。
因みに博士の『Power vs. Force』は850、『The Eye of the I』は985、『I: Reality and Subjectivity』は999.8にて計測されます。その後の著作の『Truth vs, Falsehood』は935、『Discovery of the Presence of God』は955、そして『Reality, Spirituality, and Modern Man』は750で計測されます。
イスラエルに「ハンド・イン・ハンド」という学校組織があります。
それは、ユダヤ人とパレスティナ人の子供たちが同じクラスで、お互いの言葉、歴史、文化などを学ぶという共栄共存を目指した教育を行う学校で、現在6校あり世界中の支援者たちによる寄付で運営されているとのこと。
イスラエルには、徴兵制度があり、しかもユダヤ人のみ徴兵されます。
もう、この時点で、イスラエルという国家が、パレスティナ人を差別していることを示してています。せっかくの「ハンド・イン・ハンド」の教育理念を台無しにしていることにイスラエル国家は、全く気づいていないのですよ。
差別は、何を生むのでしょう?
差別は、おおよそ恐怖、無関心や、プライドからもたらされます。
イスラエルという国家自体が、200未満の意識で彩られた国家だということを、まずは気づかねば永遠に安全な国家にはなり得ないでしょう。
脳の三大欲求は、『生きたい』『知りたい』と『仲良くなりたい』であり、この欲求を市民全員が満たせない限り、平和な社会の実現は、神経生理学の観点から見ても無理というのは明らかですね。
イスラエルは、科学技術で優れた国家であるにもかかわらず、意識の科学では未熟なままと言わざるを得ないでしょう。
自分の信じる信仰が『真理』であるというのは、とんだ利己主義です。
『真理』は創世記にある通り、人類全員が神から等しく創造され、生きと生けるあらゆるものとの共栄共存にのみあるのですから。選民思考はカルトですよ。
自分は神から特別に選ばれたという信仰は、プライドを煽り、それ以外の信仰は、カルトであるという思考回路は、まさにユダヤの私利私欲に基づくことに気づくべきかと。
脳の三大欲求は、『生きたい』『知りたい』と『仲良くなりたい』が科学的に証明されているなら、ユダヤのみ正しいや、イスラムのみ正しいや、ヒンズーのみ正しいといった、そのような信仰は、誤りであると分かります。
『真理』において、人類全員等しく、神の代理としてこの地球で生きています。
誰一人として例外はありませんよ。
唯一のはずだった『真理』への信仰が、いつの間にか無数の宗教宗派へ分裂してしまった理由は、意識レベル600の景色を、人類のおよそ96%を占める意識レベル500未満の方々にとっては、決して理解出来ないという知覚される認識の限界によります。
何故ならイントゥイション(直観)は、意識レベル500以上でのみ機能するためです。
人類のすべての小学生の国語の教科書の一行目は「人類全員、神の代理としてこの地球で生きていて、その使命は共栄共存である」とすべき。
さすれば、自ずと世界は平和へと向かうことでしょう。あなたのアートマンも同じ結論に達するはずですよ。