あなたは、これを読みたいと思うなら、あなたは、スピリチュアルの真実に気づいたか、知りたいという欲求をお持ちだからでしょう。

 

ホーキンズ博士は、博士のレクチャーへの参加は「神があなたにこれを聞きなさい」と言われているためと述べています。

 

『意識マップ』は、エゴを表したものとホーキンズ博士は述べています。それを踏まえ『It is the Life』というインスピレーションを受け取りました。エゴこそ、この世界を経験するために必要なものですから!

 

エゴは、スピリチュアルを恐れている一方で、進化や成長という欲求は貪欲です。脳の三大欲求のひとつに「知りたい」があるのは、その証拠でも、またあります。

 

博士の著作を読むことは、「あなたの意識の成長は保証されました」と。仮に今回の人生で意識レベルの変化がなくても、博士のスピリチュアル・エネルギーをあなたは受け取っている訳で、「いつかそれはあなたを助けることになる」と述べています。

 

そういうことで、博士の論述は、あなたの人生に大きな影響を与えることでしょう。

 

さて、あなたの周囲にいるプライドの高い方を観察してみましょう。

「自分は優秀なんだ」や「自分はすごいんだ」という意識は、いつのまにか自己陶酔に至り、周囲にその力を誇示したがるものです。

 

更に進むと、それは、「自分は全能」であると、ゆえに、「俺の言うことを聞け」と他の人々の意見を受け入れなくなりますよね。

 

まさに小さな自己/自我/エゴの肥大化の過程を示しています。『意識マップ』の右端は、この過程、あるいはその際のエゴの作用を示しています。

 

まさにプライドの作用や課程は、『inflation/肥大化』という特徴を示すということですね。

 

オードリー・ヘプバーンは、「威張る男性ほど、その未熟さを示しているわ」と言っていました。

 

それが、意識レベル500に達すると、物事の本質を直観する能力を働かせ始めます。

 

それは例えば、ある政治家は、自信の肥大化を見てプライドが政策に反映していると分かり、別の政治家は、社会の関係性を把握していて、そのプロセスは啓示であり、明らかに愛に基づいているといった『意識マップ』のプロセスを反映していると分かるでしょう。

 

東西冷戦を終結させたレーガンは、ソ連経済が崩壊寸前であったことに気づき、軍拡競争をすることで、それを早めました。一方のゴルバチョフも、ソ連経済の行き詰まりに気づき、集産主義の経済は、資本主義の経済にかなわないことに気づき、共産主義の政治体制を解体する決意に至りました。

 

もしも双方の大統領が、愛のレベルではなく、プライドに基づいていたなら、本当に限定的であれ核戦争は起きていた可能性を否定できません。

 

一方の大統領が愛のレベルにあって、もう一方がプライドのレベルにあったなら、通常兵器のレベルでの武力衝突は避けられなかったでしょう。

 

東西冷戦は、双方の大統領が500レベル達していたからこそ、無血で終結させられました。

 

ところで、人は、自分を外側から見ることが出来ますよね。

 

それを「自分を客観視」するといいます。

 

何故、そのようなことが・・・。

 

ホーキンズ博士は、猫は、自分が猫であるお陰で自分を猫であると同定しているといいます。

 

猫は、自分を犬だとも、人間だとも思わず、猫であると思っています。

 

それは、客観視ではなく、主観によります。

 

一方、人は、自分自身を主観的に客観視出来ますが、これは人類のみに許されていること。

 

人は、今自分であると思っている状態は、エゴの作り出している世界であることを、うすうす気づいているからとも言えますね。

 

そう、本当の自分とは、違うよなと・・・。