写真は、我が家の庭の中で一番日照率の高いつつじで、毎年一番多くの花をつけます。

他のつつじやさつきは、ここまで見事に多くの花をつけないので、やはり日当たりはとても重要ですね。

 

あなたは、誰もがつい利己的になってしまう理由を、ご存じでしょうか?

 

ホーキンズ博士は、その根底にある獣性を『先祖返り』と表現していました。

 

あなたの左脳は、人類がこの地上に降り立つ前から、すでにいた生物達の進化の過程を受け継いでいて、その結果として人は『手に入れる』ことに執着します。

 

何故なら、植物以外のあらゆる生物は、自ら他の生物の命を頂く、言い換えると食することでのみ、生きながらえるからです。

 

動物は、じっとしていたのなら、生き残れません。

 

まさに、「動く物」という漢字が、見事にその生態を表しています。

 

食事の前に「いただきます」と唱える文化は、私の知る限り日本だけかと。

 

他の生物の命を頂くこと、あるいは食材を提供した人や、調理をした人への感謝といった、そのような気持ちが込められています。

 

なんて、素晴らしい言葉でしょう!

 

ホーキンズ博士は、他の生物の命を奪うことでしか生きながらえない動物、特に絶滅した恐竜は、次第に罪の意識を蓄積することになると述べています。

 

しかし、ただ捕食については、そのような意識は芽生えることはないとも述べています。

 

動物も、意識レベルの上昇と共に肉食から採食に変化してゆきます。

 

例えば、ハイエナ、ライオンとトラは40で計測され、グリズリー北極グマは160で、オオカミは190で、草食動物は200以上で計測されます。

 

ご存じの通り、200は臨界点

 

200未満は、生命を守ることは出来ません。

 

200以上で、ようやく生命を守ることが出来るようになるため、人との関係も200以上の動物は良好に保てると言えます。

 

因みに、飼い猫や犬は、245から250で計測され、猫の喉鳴らしと犬のしっぽ振りは共に愛のレベルの500で計測されます。

 

犬を飼う人の平均寿命は、飼っていない人よりも、実に10年も長いとのこと。

 

まさに「生きとし生けるあらゆるものとの共栄共存」という、神が人類へお与えになった責務を果たしている証拠ともいえるでしょうね。

 

人が共栄共存を求めるなら、利己的で私利私欲のレベルにある時、言い換えると200未満の時は達成できません。

 

幸福率も、意識レベル200未満の時は22%ですが、それが200に達するなら、なんと55%に飛躍し、それが500に達すると89%にもなります。

 

共栄共存を目指す生き方こそ、人を幸せにするというのは、まさに『意識マップ』によって証明されていると言えるでしょう。

 

誘惑の多いこの世ですが、しかし人のために生きること、しかもそれが無条件になった時、人は本当の幸福感で満たされることになります。

 

仮に、『手に入れる』ことに失敗した場合、200未満の場合大きく分けると2つのパターンに分かれます。

 

ひとつは、『手に入れる』ことに失敗したことを、他者にその憎しみなどを押し付けるケースです。するとその憎しみがエスカレートすると、人は嗅脳の働きが優勢になります。爬虫類のレベルで物事を考え行動し、非常に危険です。

 

もうひとつは、200未満で『手に入れる』ことに成功しても、満足は一瞬で、欠乏感を満たすために次々に『手に入れる』結果に終わり、しかもそれは永遠に満たされることはありません。

 

この両方のケースで共通する『手に入れる』行為は、こころの内側にのみにある真実のあることに気づけていないといえます。

 

200を超えない限り、容易に『先祖返り』はあり得る一方で、200を超え左右大脳半球を同期化させない限り、こころの内側のみにある真実は、永遠に誰も気づけないものです。