あなたは、スピリチュアルを、論理的に理解しようとされているなら、それは、600レベルに達しない限り、不可能なことをご存じでしょうか？
スピリチュアルは、ただ気づきを必要とするものです。
あなたが、主観的に神の存在に気づけるかどうかであって、論理的に理解のしようのないものです。
何故なら、神は形のない非線形であるためですね。
一方の論理は、あくまでも形のあるものの領域にある線形の形式で説明しているに過ぎません。
論理における因果の原則は、目に見えている線形の領域の現象を解き明かすことを指します。
神は、線形の領域の論理を超えたものであり、あなた自身によって主観的に体験されるもの。
すなわち、あなたの頭で理解するものではなく、あなたの意識が主観的に体験するものです。
また意識を論理的に理解することなど出来ないのですから。
ホーキンズ博士は、「ただそれである」と述べていますね。
意識は、脳の生理機能ではないことは、意識の起点が体内にないことからも明らかです。
1943年、脳外科医のワイルダー・ペンフィールドは、世界で初めて『こころ/マインド（メンタル）』の起点は体内にないことを表明した医師でした。
One thing Penfield never found – nor has anyone else – was a discrete location for “the mind”. He finally reached the conclusion that the mind simply was not present in the brain. However, he did think there was a place in the brain where mind interacted with it. That place is the supplementary motor area, or SMA, which Penfield discovered in 1943.
ペンフィールド－その他に誰も示していない－は、決して見つけられなかった唯一のものとは、 “マインド”の作られている場所はありませんでした。彼は、最終的にマインドは単純に脳の中に存在しないという結論に達しました。しかしながら、マインドはそれにもかかわらず、相互に関係している脳の部位があると分かりました。その場所は、ペンフィールドが1943年に発見した補足運動野、すなわちSMAです。
(『Endorphins: New Waves Brain Chemistry, Joel Davis, The Dial Press, 1984』より)
『Power vs. Force』には、次のように示されています。
Our study also brain correlates with the conclusions reached by Novelist Sir John Eccles that the brain acts as receiving set for energy patterns residing in the mind itself, which exist as consciousness expressed in the form of thought.
脳科学者の中野信子も、意識は身体の中にないという認識を持っています。
意識は、身体とは無関係に存在していることは、科学的にも明らかになったことで、頑迷な学術の世界でも認められつつあるということ。
キネシオロジーについてホーキンズ博士は、生物学上の生命、原形質の非局所的反応であると述べています。
この宇宙も、また非局所性であることは、2015年東京大学大学院の古澤明博士のチームによる厳密な検証試験の結果として判明しています。
この理論は1909年にアインシュタインが唱えたものでしたが、精密な実験をするための装置の作成に100年を要したものの、ついに確認されたのですね。
その結果、この宇宙は粒子で埋め尽くされ、中心も、周辺も、隔たりもありません。
「ひとつのものは、他のすべてのものとつながっていて、ひとつで同じもの」は、いまや科学的に証明されました。
この宇宙は、意識そのもの。
この宇宙は、神の実在そのものということ。
気づきの世界が、いまや粒子論といった非線形の科学によって、徐々に明らかにされつつあります。
あなたは、なんとも恵まれた時代に生を授かったことを、神に感謝せねばなりません。