写真は、我が家の庭から見た西の風景です。この方向に大きな松の木が3本あったのです。
ところが、ここ数年立て続けに松くい虫によって枯れてしまったものの、このようにすばらしい眺望が開けて、まさに怪我の功名とはこのことですね。
日々、この眺望にも、また私は癒されています。
さて、あなたは、天狗になっていらっしゃいませんか?
人としてのあなたは、この宇宙の生物のヒエラルキーのトップにあり、他の生物よりも優れた能力を神から授かっていらっしゃるのですよ。
他の動物は、どの動物であっても航空機や高速鉄道を作って旅行など出来ません!
人だけ、驚くほど高度な知性を用い、高い技術を用い、世界旅行を満喫できるかと。
それは、単なるヒト科の進化の過程に過ぎないといった、そのように認識することこそ、人が天狗になっている証拠です。
マザー・テレサは、意識レベル700を超えているにもかかわらず、「謙虚さは真理なり」という格言を、生涯にわたり座右の銘にしていました。
人が、生物学上の生命を生み出すことの出来ないことは明白です。
何故、生物学上の生命が存在し、電気は存在し、地球のみにこれだけ多くの豊かな生命が育まれているのか、あなたはご存じでしょうか?
この宇宙で最高レベルの知性を、人類は利用出来るため、それが利己的に利用されるなら、当然悲劇が生まれます。
その代表例は、ナポレオンであり、ヒトラーでしょう。
このふたりの独裁者は、当初400台で計測されるものの、晩年は、100を切って計測されます。
あなたが、200未満に埋没している時、その目的は私利私欲に基づき、それが上手くゆくなら自己陶酔性を明らかにし、すると自分は神の如く万能であるとの錯覚に陥り、さらに誇大
妄想や被害妄想に至ります。
まさに彼等は全能であると、彼等のエゴが思い至った時、運命の凋落は始まっているといえるでしょう。
『意識マップ』の200の臨界点は、それを明らかにしてゆきます。
しっかりした教育により、神の真理にかかわる知識を持っていたなら、ブレーキがかかるかもしませんが、しかしエゴは全能を愛しています・・・。
The basis for the error is the unwillingness to surrender sovereignty from the ‘I’ of the ego to Allness of God.
間違いの根拠は、小さな自己/自我/エゴの‘わたし’から、神の『十全性の状態』へ主権を譲り渡す意欲のないことです。(『I: Reality and Spirituality /わたし:真実性と精神性』から第一章:師と弟子:45頁より)
意識レベル600以上に達した賢者は、どの時代であれ、どの地域であれ、全員同じことを語っているとホーキンズ博士は断言しています。
私も、またそのことには、かなり若い頃から気づいていました。
おそらく、真理というのはひとつしかないだろうと直観(intuit)していました。
さらに、聖書、仏教経典、論語や、ギリシャ哲学などを学ぶと、『愛すること』こそ人類の共通の目的なのではと気づいていました。
Love will immediately enter into any mind that truly wants it.
愛は、本当に望めばどのようなマインドでもたちどころに分かり(始まり)ます。
『ア・コース・イン・ミラクルズ』より
その気づきは、2009年11月3日、邦訳の『パワーか、フォースか』を読むことで、正しかったことが分かり、私は感動し読み始めから読み終わるまで、涙は止まりませんでした。
2010年3月に熱海に越してから、博士の著作で紹介されていたものや、ヒンズーに関する本など英語原典を含め約130冊を1年かけ乱読しました。
その結果、まさに博士の著作群は、私が生涯追い求めてきた答えのすべてであると確信したものです。