あなたは、自分が信頼していた人に裏切られた時、どのように処理をされるでしょう?

 

大谷翔平の通訳水原一平のギャンブル依存症の告白は、実にショックでしたね。

 

「プレゼンの専門家として、私が見る大谷選手の記者会見の成功理由は『大谷選手が、普段と変わらぬ調子で、自分の言葉を使って語ったこと』だと考える。経営学ではこれをオーセンティック(authentic:自分らしく真摯であること)という。オーセンティックに語ることが何よりも説得力を持つ理由については、実はギリシャ時代から研究蓄積があり、その理由は大きく3つにまとめられる。」(東洋経済オンライン、24年3月30日10時10分

 

すなわち大谷翔平のスピーチには、アリストテレスのロゴス(論理性)、パトス(感情性)と、エトス(信頼性)が網羅されていたためと記事の筆者である中川功一は主張しています。

 

「ショウヘイは自分のやることのすべてに意味があることに繋がり、非常に具体的にそれを実行してきている。私は彼に『野球の何が一番好きなのか』を聞いた。そしたら彼は『それは素晴らしい質問ですが、野球に限ったことでないです。設定した目標を達成するプロセスが好きなんです』と説明してくれた。彼は野球人生において非常に目的意識が高いんだ」(CoCokara、3月30日6時3分配信)

 

水原一平が、大谷翔平の口座から多額の現金を翔平に知られずに送金した問題で、それを疑問視する報道やコメントが目につきます。

 

しかし二人のことをよく知る元日本ハムコーチの白井一幸は、「同じ夢を見る兄弟のような関係」と述べている通り、家族同然の仲であれば、大谷が野球にしか興味のないこともあり、口座からの出入金管理を一平に任せていたというのは大いにあり得ます。

 

複数の在米の弁護士は、翔平と一平のような関係により、過去にも多くの富豪の悲劇的な窃盗や横領事件による災難が起きていると述べている通りかと。

 

億単位で財産があると、口座の管理を信頼出来る人に任せるというのは、私自身も経験しているので、信頼関係があれば、本当に預けてしまうものです。

 

すなわち私も過去には、親友や、パートナーに裏切られ、いまだに総額3千万円以上、返済されずに現在に至っています。

 

それも、また私は性善説で生きてきた結果で、言い換えると『無条件の愛』を実践したため、経済的に大変でしたし、少し残念であるものの、それはカルマとして受け止めています。

 

人は弱いものですからね。ギャンブル依存症の場合、平気で嘘をつくというのは、以前ギャンブル依存症だった俳優高知東生が「自分もそうだった」と述べている通りでしょう。

 

お金に目がくらみ、裏切りは起きやすいということですね。

 

また一平の英語は、かなりブロークン(ざっくばらん)でしたし、彼の私見がはいっていました。今度のアイアトンは、品位のある言葉遣いということで評価も高いようです。ロバーツ監督は「一平がいなくなったことで、より翔平が身近になる」と述べていたように、より緊密な関係を周囲と築けると言った怪我の功名もあり、皆、実に前向きにとらえていて素晴らしいですね。

 

大切なのは、誰であっても『モーゼの十戒』を守っていたなら、ネガティブな感覚を手放すことは簡単に出来るということ。

 

今日ご紹介するホーキンズ博士の論述にある通り、事件そのものにネガティブなエネルギーといったそのようなものは含まれていません。

 

何故なら、ネガティブなエネルギーは、あなたのこころの内側で発するものです。

 

こころの外側の出来事は、あくまでも幻影であることを思い出しましょう。

 

さらに付言すると、あなたのこころの外側の出来事を生み出しているあらゆる舞台装置も、また幻影です。

 

すなわち、あなたのマインド(頭で考えること)、メンタル(感情をマインドへ送る機能)、エモーション(感情)、エゴ(小さな自己/エゴ)、ボディ(身体)と、カルマ(因果応報)は、コンテント(内容、中身、個々の事象)であり、しかも幻影にすぎません。

 

それらは、ひとつで同じものであり、かつ意識レベル850に達した時、あなたから消え去る運命にあります。

 

あなたの意識の中で唯一永遠に実在するのは、精神(スピリット)のみであり、それがコンテクスト(背景、前後関係、情況)です。

 

あなたの意識は、精神に焦点を合わせるなら、そこにネガティブな性質は一切ないことに気づきましょう。

LG284-1 Negative Feelings Related to Work / 働きに関連するネガティブな感覚(「私は出来ない」または「私達は出来ない」へと導く思考)

These feelings are always unpleasant and range from mildly uncomfortable to painful. They instigate the process of thinking and ideation that leads to “I can’t” and “We can’t,” regardless of the event, situation, or problem in which the person is involved. Negative feelings arise when we dislike what we see, hear, think, or remember. Our reaction to disliking comes in the form of such feeling with unpleasant feelings is to suppress them, and because of this, we assume that these feelings are part and parcel of our thinking process. This error results because the feelings of dislike are being processed through our thoughts. Suppressing these feelings does not make them disappear. On the contrary, they will re-emerge as negative thoughts. Negativity does not exist within a situation as we see it. When negative feelings are acknowledged and relinquished, the situation can rapidly change in appearance from impossible to easily manageable, workable, and even quite useful.

これらの感覚は、たいてい喜ばしくなく、しかも痛みに属する穏やかな心地よさを、感じることが出来ない範囲のものです。それらは、その人が巻き込まれている出来事、状況、問題に関係なく、「私は出来ない」または「私達は出来ない」へと導く思考と、観念構成の過程を扇動します。私達が、見て、聞いて、考えて、覚えていることを嫌う時、ネガティブな感覚は生まれます。嫌がる私達の反応が、そのような喜ばしくない感情といったものを伴う感覚をもたらすのは、それらを抑圧されるためで、しかもそれが原因で私達の思考過程の一部、そしてその一群であるそれらの感覚を装います。その嫌がる感覚が、私達の思考を通して作用しているため、この誤りは起きます。抑制されているこれらの感覚は、それらを消滅させることは出来ません。反対にこれらは、ネガティブな思考として再びよく現れるものです。私達がそれを見る時、ネガティブな性質は、状況の中に実在しません。ネガティブな感覚は、認められ放棄されると、その状況は不可能なものから容易に処理し易く実行可能で、全く実用的でさえあるものへと速やかに様子を変えることが出来るでしょう。

 

LG284-2(こころの内側にある欠乏の感覚や、私達自身の無力さを引き出し)

One of the most prominent negative feelings that blocks success in professional life is that of envy. The underlying of envy is that when we see someone else getting ahead, this triggers our own sense of insecurity. It’s not simple that we see the other person’s achievement and feel envy. Rather, the other person’s achievement triggers in us a feeling of lack or inadequacy about ourselves. It triggers the feeling, “Maybe I’m not accomplishing what I should be accomplishing,” or “Maybe I won’t be able to accomplish what I want accomplish,” or “Maybe my accomplishment aren’t appreciated by others and go unnoticed.”

専門家の人生における成功を妨げるところの、最も顕著なネガティブな感覚のひとつは、羨望のそれです。羨望に隠れている源は、私達は、他の誰かが、抜きんでた時、それは、私達自身の安心出来ていない感覚を引き起こすことにあります。むしろ他の人々の目的の達成/成就は、私達のこころの内側にある欠乏の感覚や、私達自身の無力さを引き出します。それは、「おそらく、私は成就するはずであったことを、成し遂げられないだろう」や、「おそらく、私は成就を望んでいることを、達成できないだろう」、もしくは「おそらく、私の成就は、他の人達によって認識されず、そのため、無視されるだろう」といった感覚が引き出されます。

 

LG285-1(私達自身に無能の感覚を、生じさせたため、羨望には痛みがあり)

Envy is painful because it arouses our own sense of inadequacy. And then we often resent the person whose success have inadvertently provoked this feeling. Unconsciously, this resentment fuels our endless desire for strokes, which, of course, do not come our way because our wantingness repels the very thing we want.

私達自身に無能の感覚を、生じさせたため、羨望には痛みがあります。それから、成功は、うっかりこの感覚を呼び起こされるところの人を、しばしば私達は憎みます。無意識に、その憎しみは、一撃のために、私達の限りない欲望を勢いづかせます。すなわちそれは、勿論、私達の欲している状態は、私達が望んでいるすべてのものを拒絶するため、私達のやり方になりません。

 

 

「Letting go/手放す

David R. Hawkins, M.D., Ph.D. / デビッド・R・ホーキンズ博士

2012, Veritas Publishing P. O. Box 3516 W. Sedna, AZ 86340 U.S.A

Chapter 19 Achievement of Vocational Goals / 第十九章、職業上の目標に関する成就」より

 

電子書籍を発刊しました。「愛 その真実とは」

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ホーキンズ博士も推奨

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脳の機能と生理機能

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