現在、当校は定期テスト前となり

部活動休止期間中になっています

 

定期テストを廃止して

単元テストや業者テストを

導入する学校が増えています

 

 

定期テストを廃止する理由として

主に次のことが挙げられます

 1 定期テスト範囲が広く、生徒たちは

   焦点を絞った学習することが難しい

 2 教員の負担軽減

 3 知識に偏ったテスは望ましくない

 4 「テストがあるから勉強する」考えを

   改め、自主的な学習を進める

 

定期テストを廃止した学校は

単元で区切った【単元テスト】を

導入しているようです

 

 

この単元テストは

業者が作成したものもあれば

教員が作成しているものもあります

 

業者作成テストを導入している学校に聞くと

「テスト作成しなくていいので楽になった」

という意見もあれば

「生徒が持つワークブックと同じ問題しか

 選べない」

「教師側が意図する問題が出題されない」

「保護者の金銭的負担がかかる」

(例えば 1教科1回500円)

などの問題点があるようです

 

また、定期テストを廃止した学校には

部活動休止期間がなくなり

練習時間が増えるメリットもあります

 

 

【勉強ができる人は部活動の上達も早い】と

いつも言っている私にすると

テスト期間中は学習に集中し

自己の学力を上げてほしいと考えます

 

勉強ができる人は

戦術面で考えたプレーができ

自己の能力の伸長に向けた努力や

人との関わりなど

より考えた行動ができると思います

 

 

学習面で努力しようとする人は

部活動にも努力しようとするのです

 

ときには困難に立ち向かい

成し遂げようとする機会となります

 

 

また

テスト期間中で部活動ができないことが

「早く部活動がしたい」

「自主練習をしよう」という

意欲にもつながります

 

 

そして

部活動休止期間が

心身の休息期間にもなり

けがの予防にもなります

 

古い考えかもしれませんが

テスト作成・採点は

教師の仕事の基本中の基本と考えます

 

 

最後に

高校・大学入試がある限り

定期テストは【入試の練習】として

残してよいと私は考えています