東京2020大会の選手村跡地に新設される晴海西小学校及び晴海西中学校は、晴海フラッグのまちびらきに合わせ、令和6年4月の開校に向け校舎の建設を進めています。また、晴海地区における児童・生徒数のさらなる増加に対応するため、晴海4丁目の学校用地を活用して晴海西小学校の第二校舎の整備を計画しています。
晴海西小・中学校の学級数等の推計によれば、現在建設中の本校舎における教室数は余剰空間の活用を含めて52教室(小学校34教室+中学校18教室)と見込み、令和13年度には教室が不足すると予測しています。タワー棟の入居状況等を注視しながら、令和8年度に第二校舎の整備を再度検討し、良好な教育環境の確保を図ります。将来的に、本校舎の対象学年は小学校4年生から6年生と中学生、第二校舎の対象学年は小学校1年生から3年生となります。
本校舎の小学校と中学校は、ひとつの建物のなかでエリアを分けますが、体育館やプール等の共用可能な設備は共用します。小中共用となる図書館は、2万冊を超える蔵書のなかで読書に親しめる空間となります。人工芝の校庭は約6,000㎡を確保し、小中学校の一体利用ができるよう計画しています。
標準服のあり方や校歌の制定などの学校運営面については、児童・生徒をはじめ、両校に係る教職員やPTAが存在しない状況にあることから、教育委員会事務局において事前の検討を進めています。
小学校の標準服については、開校時点では小学校は設けず、その後のニーズ等を踏まえ検討します。因みに、中央区立小学校16校のうち、14校に標準服が採用されています。中学校の制服については、教育委員会で基本デザインを検討し、その後、子ども達や地域の皆さまの意見を踏まえ、令和5年8月を目途にデザイン等を決定します。
校歌については、作詞・作曲は中央区に関係のある音楽の専門家に依頼します。また、校章については、区立学校の教員で組織した制作委員会を設置し、デザインを検討します。いずれも令和6年10月を目途に完成させ、開校記念式典で披露します。
晴海西小学校の開校にあたり、基本計画2023の目玉政策である「小学校内学童クラブ」が設置されるかもしれません。学童クラブとプレディの一体的運用により、子どもたちが安心して過ごせる放課後の居場所が確保されることを期待します。
▽中央区立晴海西小学校(仮称)・晴海西中学校(仮称)の開校について
https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/gakkokyouiku/haruminishi-kaikou.html
▽晴海西小学校(仮称)・晴海西中学校(仮称)開設に伴う通学・通園区域の変更について
https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/gakkokyouiku/haruminishi-tsuugakukuiki.html
▽晴海地区新設小学校中学校建設準備協議会
https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/kyouikuiinkai/kyogikai/harumishinsetsushochu/index.html
▽令和4年度 在籍児童・生徒・園児数および学級数
https://www.city.chuo.lg.jp/kosodate/gakkokyouiku/zidouseitoenzisugakkyusu.html
▽令和5年度新1年生対象 中央区立小学校案内
▽令和5年度新1年生対象 中央区立中学校案内