じゃぶじゃぶ池のひと工夫
今年も厳しい暑さが続きました。日中のアスファルトは、焼けるように熱くなっていました。アスファルト舗装は、気温が30度のときに地表温度は55度になると言われています。熱いアスファルトの上を歩く犬は、肉球が火傷してしまうそうです。また、2020東京大会が開催される8月は、「世界最高の酷暑」と言われており熱暑対策が極めて重要だと考えます。
先日、久松児童公園内のしゃぶじゃぶ池のまわりに整備された「遮熱性塗装タイル」を確認してきました。表面温度を低下させるタイルは、路面温度の上昇を10℃~15℃低減できるそうです。
中央区は、23区の中で一番高い道路率(区面積の約29%)であり、環境にも人にも動物にもやさしい舗装技術を積極的に導入していくことを期待します。
◆遮熱性舗装とは?
遮熱性舗装とは、太陽光からの近赤外線を反射することにより、舗装への蓄熱を減らし、路面温度の上昇を抑制します。約60度まで路面温度が上昇した一般アスファルト舗装と比較した場合、遮熱性舗装の路面温度は約10度の低減効果があります。これにより、一般アスファルト舗装においては、昼間に舗装内へ蓄えられた熱が、夜間に放出され、熱帯夜の要因になっていましたが、遮熱性舗装では、昼間の蓄熱が抑えられるので、夜間も快適に生活ができるようになります。
◆じゃぶじゃぶ池の案内
http://www.city.chuo.lg.jp/sisetugaido/koento/zyabuzyabuike.html
中央区では、7月~9月の期間限定で子供たちの夏の遊び場「じゃぶじゃぶ池」を開設しています。じゃぶじゃぶ池とは、公園内にある深さ10cm~30cmほどの水遊びが出来る池です。大きな遊具が設置されている場所もあります。一般的なプールと違って、泳ぐというよりは水遊び向きのプールなので小さい子どもでも思いっきり水遊びを楽しめます。
【開設場所区内5か所】
1、鉄砲洲児童公園内
2、越前堀児童公園内
3、久松児童公園内
4、月島第二児童公園内
5、ほっとプラザはるみ屋上