こんにちは 
最近 日本社会での 新型ウイルスによる 感染者数が・・・
”シミュレーション以下の数字” を 維持しているという・・・
専門家たちの ”予測以下” という 現象が 起こってします。
この状況は 私たちにとって ”予想外の幸運” とも 考えられますが・・・
この事実は それ以上の ”深刻な現実” も 意味しています。
日本の医療関係者たちは 今後の ”医療崩壊” を 食い止めるべく・・・
日夜 まさに 血のにじむような 懸命な努力を 払っています。
そして その甲斐があってか 現在 新規感染者数も ”激減” するという・・・
医療関係者においても ”予測できなかった現象” が 起こっているのです。
この状況が 今後 いつまで 続くのかも まさに ”未知数” です。
しかし その中で 最近の 報道バラエティー番組では・・・
”今後も 感染者数が 激増するだろう” という ”専門家たちの予測” が・・・
それに反して ”新規感染者数が 激減している”・・・という 事実に対し・・・
”当初の予測が なぜ 当たらなかったのか？” ということの・・・
その ”責任” を どうするのか？ というような議論が 展開されていました。
これは まるで ”天気予報” において・・・
”これから 雨が降るかもしれません” という 予報が 発表されて・・・
それを聞いた人が ”傘を持って” 出かけましたが・・・
その後 ”雨が降らなかった” ことが 起こった場合に・・・
予報を聞いて 傘を持って出かけた人間が 気象予報官に対して・・・
”傘を持って出た 余計な労力を どうしてくれるんだ？” と 文句を言う・・・
”タチの悪いクレーマーの姿” を 私は 見たような 気がしました。
それは その番組で 発言していた 人間だけでなく・・・
日本社会での 他の多くの人間も 同じように 考えていることが 予想されます。
本来ならば 雨に濡れないように 傘を持って出ることは 当然であり・・・
もしも 雨が降らずに 傘を使わないで 済んだとしてならば・・・
その ”幸運” を ”喜ばしく思う” ことが 普通だと 思われます。
しかし 現在の 新型ウイルスによる 感染状況は・・・
専門家たちでも ”予測不能” と 思われるような・・・
まさに ”人知を超えた現象” が 世界中で 起こっているわけです。
その中で 感染者数を 正確に 予測することなどは 不可能なのであり・・・
人類は もはや ”手に負えない状況” に 直面しているのです。
つまり そのような ”厳しい現実” に 直面しているのに・・・
今後の状況を ”正確に予測せよ！” などというのは・・・
現在の ”世界の現実” を ほとんど 理解できていない・・・
まさに ”無知な人間” としか 思えないのであり・・・
私は その番組自体に ”失望” を 覚えざるを 得ませんでした。
現在 そして 今後の 地球上では・・・
人類にとって ”これまで 経験したことがない” ような・・・
”不測の事態” が 次々と 起こると 言われています。
（※）
つまり 私たち 人類における さまざまな ”予測” というものは・・・
もはや ”これまでの経験から” という レベルでは 通用しないのです。
それゆえに 私たちは 今後 さまざまな ”不測の事態” に 直面し・・・
そのたびに ”迷い” そして ”苦しむ” ことが 起こるでしょう。
ゆえに 私たちは これまでの ”人間の能力” では・・・
今後の 世界の状況に 対応することは ほとんど 不可能であり・・・
私たちは ”人間の能力” を あてにすることは できないのです。
では 私たちは 今後 どうすればいいのか？
それは ”人間以上の能力” を 追求することが 必要なのです。
そして それは どのようにして 獲得することが できるのか？
それが 私たちが これまで 見落としがちであった・・・
”宗教” における ”神秘の力” が 考えられます。
”宗教” というのは これまで・・・
ある意味 ”受動的なもの” として 理解されてきました。
それは ”神・仏” に対して ”願いをかける” ことによって・・・
その ”願い” が ”現実になる” ことを 目的にするものです。
そこでは ”神・仏” と ”自分” との間に・・・
決定的な ”レベルの差” ”能力の差” が 発生することになります。
しかし 宗教における ”本当の意味” というのは・・・
自分自身が ”神・仏” の ”レベルに近づく” ことであり・・・
自分自身が ”神・仏の能力” を ”獲得する” ことなのです。
そのために 修行者たちは 日夜 ”厳しい修行” を するのです。
そして ”人間のレベルを超える” ことが ”最終目標” なのです。
現在の 世界的な 新型ウイルスの 蔓延現象も・・・
私たちに ”人間の限界” を ”自覚させるもの” であり・・・
私たちを ”人間以上の存在” へ 導くための ”試練” とも 考えられます。
前回の記事でも 書きましたが・・・
”人間以上の存在になる” とは どういうことか？
それを 宗教では ”天国” ”神の国” または ”極楽浄土” というような・・・
ある種 ”比喩的” な ”理想の別世界” に 行くことが 示されています。
そのために 私たちは どうすればいいのか？
それは 各宗教における ”戒律（かいりつ）” を ”実践する” ことです。
それらを 実践することが 何を 意味するのか？
それは 私たちに ”人間の限界” を ”超える” ことを 要求するのであり・・・
それは ある意味 ”大きな苦しみ” としても 直面してきます。
つまり そのような ”大きな苦しみ” を 私たちは 受けなければ・・・
”人間世界から脱出する” ことは まったく ”不可能” なのです。
原始仏教の開祖である ゴータマ・ブッダは・・・
この世界における ”人間の苦しみ” を ”取り除く方法” を 示しました。
それも 究極的に ”人間からの脱出方法” が 示されています。
つまり 私たちが ”ブッダの教え” に したがって 生きることが・・・
この世界での さまざまな苦しみ を 回避することが 可能になり・・・
そして ”人間以上の能力” を ”備える方法” も 知ることが できるのです。
皆様も ”これまで通り” の ”考え方” や ”生き方” に 執着すれば・・・
いつまでたっても ”さまざまな苦しみ” から 解放されません。
それゆえに 私たちは ”人間の能力” に 執着している 場合ではなく・・・
宇宙における ”人間の能力以上の存在” に ”帰依する” ことによって・・・
”人間からの脱出” を 実現することが 必要のようですね。
（※） 以下は 補足記事ですので ぜひお読み下さい
