新年 あけまして おめでとうございます。
本年も このブログでは 原始仏教としての ”ブッダの教え” を 中心にして・・・
この世界で起こる さまざまな出来事を どのように 考えるべきか? について・・・
さらに 深く そして 慎重に 考察して参りたいと 思います。
昨年も 多くの皆様に このブログを 読んでいただき ありがとうございました。
本年も どうぞ よろしく お願い致します。
このたびは 新年のごあいさつに 終始したいのですが・・・
しかし 日本社会では 現在も・・・
新型ウイルスによる 感染者が ”過去最高のレベル” に 達しており・・・
政府による ”緊急事態宣言” が すぐにでも 発令されるべき 状況です。
しかし それでも 政府は 依然として ”楽観する姿勢” を 続けており・・・
国民の ”政府への不信感” も 日に日に 高まっているようです。
”人間” というものは・・・
これまで このブログでも 考えてきましたように・・・
自分自身にとって ”不都合なもの” が 実際に 直面してきたときに・・・
そこから ”逃避する” という 傾向になります。
さらには ”日本人に特有なもの” として・・・
すべてを ”無かったことにする” という 傾向が あるのです。
これは いわゆる ”島国の民族” としての ”特徴” であり・・・
”国土が狭い” ことで 自分が ”生きられる場所” が 限られるのであり・・・
その結果 私たちには ”逃げ場” が なくなるからです。
これは 日本社会での ”村(むら)” という ”狭い社会” における・・・
”村八分(むらはちぶ)” という ”仲間外れ” を ”最も恐れる” という・・・
日本社会における ”伝統的な悪習” を 意味します。
つまり 自分自身に 何か ”トラブル” が 起こった時に・・・
その ”責任問題” を ”他者に追及する” 場合・・・
その後 もし 周囲から ”反撃される” ことになれば・・・
反対に 自分自身が ”狭い社会の中” で ”生きづらくなる” ので・・・
それならば ”問題自体” が ”元々なかった” ということにすれば・・・
その後も 自分自身が ”生きやすくなる” と 考えるわけです。
そして そのように 考えることが・・・
自分自身にとって ”とても 楽である” と 思うようになると・・・
”すべての問題” に 対しても そう考える 傾向になりました。
それが やがて ”日本人全体” の ”伝統的な思考法” に なったのです。
つまり それは ”問題の解決” としての 姿勢ではなくて・・・
”問題の放置” であり ”問題からの逃避” であり・・・
事実上の ”現実逃避” を 行っているだけです。
このような ”現実逃避” というべき 行為が・・・
日本社会では ”歴史的” に ”繰り返し” 行われてきました。
そして それによって ”重大な問題” が ”繰り返される” ことが 多いのです。
つまり 日本国民は ”問題をなかったことにする” という・・・
世界的にも ”稀有(けう)な民族” として 評価されることが 多いのです。
つまり 政府の ”経済優先” という ”楽観的な姿勢” と 同様に・・・
一般国民における ”自粛不要” という ”楽観的な姿勢” も・・・
それらは すべて ”現実逃避” を しているのであり・・・
やがて ”取り返しのつかない” という ”重大な問題” が 起こってから・・・
そこで 国民全体が ”やっと 気づく” という・・・
これまでの ”愚かな歴史” を ”繰り返す” ことが 待っているのです。
しかし そのような ”楽観的な姿勢” も 今後の 世界情勢の中では・・・
まったく ”通用しない” ことに 私たちは 直面するでしょう。
それは 今後 ”2026年” に 向けて・・・
私たちが 生きている 地球環境は ”激変する” のであり・・・
”これまでの生き方” は ”通用しない” ことに なるからです。
それだけでなく 一部の識者の 見解によれば・・・
近年 ”アメリカ・中国” による ”全面戦争” が 勃発することが 予想されています。
それは 超大国同士の ”世界の覇権争い” が 目的であり・・・
そこでは 事実上 ”全面核戦争” に 発展するのであり・・・
それによって ”第三次世界大戦” が 起こることに なるのです。
このブログでも 最近 その内容について 考えましたが・・・
日本における ”アメリカ軍基地” の 地域たけでなく・・・
日本各地の ”大都市” も・・・
中国による ”核攻撃の標的” に 実際に 設定されているのです。
それは 80年前まで 中国が ”日本の植民地” に されていたという・・・・
”恥辱の歴史” に対する ”報復行為” として ”正当化” されているからです。
現代に生きる 私たち日本人は・・・
”80年前の出来事” は ”自分たちが やったのではない” という理由で・・・
”歴史的な暴挙” を ”なかったことにしてくれ” と 考えたところで・・・
周辺国にすれば ”そうはいかない” と 考えるわけです。
私たちは このように ”歴史を軽視する” ことによって・・・
”最悪” の ”取り返しのつかない悲劇” が 待ち受けているのです。
では 私たちは 今後 どうすればいいのか?
それが 私たちが ”苦しみの原因” を すべて ”取り除く” と いわれる・・・
原始仏教としての ”ブッダの教え” に したがって 生きるべきなのです。
つまり ”地球環境の激変” による ”激しい苦しみ” も・・・
”第三次世界大戦” による ”激しい苦しみ” も・・・
私たちが ”これまで通り” に 生きていれば・・・
その ”すべての苦しみ” を まともに 受けてしまいますが・・・
私たちが ”ブッダの教え” に したがって 生きてゆけば・・・
”最小限の苦しみ” または ”苦しまない” で 済むことが 期待できるのです。
”2021年” の 年頭にあたり・・・
本年は 昨年以上に ”激動の一年” に なることが 予想されます。
皆様も ”激しい苦しみ” に 直面する ”以前の段階” で・・・
ご自身の ”今後の生き方” について 慎重に お考えください。
このブログの内容が そのための お役に立てれば 幸いでございます。
本年も どうぞ よろしく お願い致します。