こんにちは わんわん



前回の記事で 書きました 人類の ”原罪(げんざい)” とは・・・ 

いったい どんなものなのでしょうか?





これは キリスト教や イスラム教での 聖典でもある・・・

”旧約聖書” での ”創世記” に 記されている内容です。





その要約は・・・本





神 は 楽園に ”人(アダム と イヴ)” を 置き・・・ 

”あらゆるものを 食べて良い” と 命じたが・・・

”善悪” を 知る ”知識の木の実(りんご)” だけは・・・リンゴ  

”取って食べると 死ぬであろう”・・・として 食べることを 禁じた。




しかし ”ヘビ” に そそのかされた イヴ が・・・ ヘビ 

”善悪の 知識の木の実” を 食べてしまい・・・

イヴ に 勧められた アダム も 食べた。 

それは イヴ と アダム・・・

それぞれ ”自分の意思” によって 犯した・・・ 

”責任ある罪” であることを 意味した。






その後 神 は・・・

自分の命令に 背いた アダム と イヴ に 対して・・・ 

”何を 行ったのか?” と 問いかけたが・・・

アダム は・・・

神 に 創られた イヴ が 勧めたからとして・・・

神 と イヴ に ”責任転嫁(てんか)” をした。

そして イヴ は・・・

ヘビ に 騙されたと ”責任転嫁” をした。







この ”神の 問いかけ” は・・・

人間の ”罪の自覚” を 促し・・・

”悔い改めの機会” を 与えるものであった。

しかし アダム も イヴも ”責任転嫁” に 終始して・・・

神の意思に 応えなかったのである。








そして 神は イヴ に 対しては・・・

”産みの苦しみ” と ”夫からの支配(の苦しみ)” を・・・

そして アダム に 対しては・・・

大地 から ”苦しんで”・・・

”(生きる糧の)食物を 取る(獲得する)” ことと・・・

(”死の苦しみ” とともに) ”土にかえる” ことを 預言した。







神は アダム と イヴ の ために・・・

”皮の着物” を 造って アダム と イヴ に 着せた。

そして 神は・・・ 

人(アダム と イヴ)を 楽園から 追放した。(失楽園)









この説話は 宗教・宗派によって 解釈が 様々にあるそうです。

しかし その ”本質” は・・・

”神の命令” に そむいた 人類が・・・

”楽園” から ”苦痛の世界” へと 追い出されてしまった という内容です。 






しかも 自分たちの ”責任” を 認めず・・・

”他者” に ”責任を転嫁(てんか)” したことが・・・

”神の怒り” を 完全に 買ってしまったようです。雷






これが 人類の ”原罪” として 表わされているのですが・・・

つまり ”前世” での ”行いの悪さ” を 暗示しているようです。

それで ”苦痛の世界” で 生きることになった というわけですね。しょぼん






この内容は まさに ”ブッダの思想” に 似ている と 言えます。

それは ”神の命令” が・・・

ブッダの思想での ”宇宙の法” であると考えられ・・・

私たちは ”前世” で ”宇宙の法” に ”そむいた” ことをしたから・・・

この世で ”苦痛” を 味わっている・・・と 解釈できます。

つまり ”人間の罪” というものは・・・

”前世” から 行われていると 考えられます。







旧約聖書での 内容も・・・

人類に対して ”わかりやすい表現” をすることで・・・

その教えを 広く 理解させるための ものでした。

そして アダム と イヴ の ”罪” というものも・・・

”裏切り” や ”責任転嫁” という ”重罪性” を 示したものですね。







人間とは この世に 何をしに 生まれてきたのか?

その ”意味” を ”暗示” する 代表的な 説話です。

この意味が 分かれば 私たちは・・・

この世で ”更なる罪” を 犯すことなど・・・

決して あっては ならないと わかります。







キリスト教では その後 人類の ”原罪” というものを・・・

イエス・キリストが 十字架上で 刑死した ことで・・・

”人類の罪” が ”赦(ゆる)された” という 解釈が 登場し・・・

”イエスを 信じていれば 救われる”・・・というような 教義になりました。






しかし ”キリスト教徒” であれば・・・

”何をやっても 許される” というような 風潮も 出現してしまい・・・

その後 人類は 様々な ”戦争の悲劇” も 起こしてきました。

これが 日本での ”南無阿弥陀仏の わらい話” にも 似ています。(こちらに)







人類は ”前世” から ”重い罪” を 背負っており・・・

それを ”自分自身の責任” として・・・

”償う(つぐなう)” 必要が あるのです。ガーン


 





私たちは ”死後の来世” で ”楽園” に ”戻る” ためにも・・・ 

自分自身の ”責任” と ”努力” によって・・・

この人生を 最後まで 生きる必要が あるのです。星