こんにちは
この曲は 柴咲コウさんの 2003年の作品です。
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
作詞 Satomi 作編曲 松本良喜
アルバム “蜜” にも収録されました。
この曲は 2003年 公開の映画
![カチンコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/281.gif)
“黄泉がえり”の 劇中歌 主題歌になりました。
柴咲さんの役名 ”RUI” の 楽曲ということになります。
映画のストーリーは・・・
九州の 阿蘇地方で
死者が 死んだ当時のまま その人を思う人の前に よみがえるという
![ナゾの人](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/155.gif)
不思議な 超常現象が起こります。
厚生労働省の調査員の 主人公 川田平太が
生まれ故郷の 現地で出逢う 人々との関わりや
その中に登場する ”歌姫 RUI” などが 描かれたものでした。
![おとめ座](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/217.gif)
この曲は 映画の中で ヒットする設定でした。
柴咲さんは 1998年に 芸能界デビューをされて
2002年に 歌手デビューされました。
この曲は 柴咲さんの 2曲目のリリース曲でしたが
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
この曲が 映画の公開とともに ヒットし
この時 柴咲さんの 歌手活動への 熱い意識が芽生え
本格的な 歌手活動の始まりとなった と いわれています。
歌詞の内容は
月のしずくとは・・・
本来 ”露(つゆ)” という意味があります。
![水滴](https://emoji.ameba.jp/img/user/ko/koyuringo/2513522.gif)
とても ”はかないもの” という ニュアンスですね。
歌詞は 古い日本語の表現が多いので 解釈してみますと・・・
言葉は はかない 恋文(しらべ)のようなもの
哀しみは 泡沫(うたかた)のような まぼろし
愛のささやきも 虹のようなもの (やがて消える)
戦災というものが 一時の 風雨のごときのように
時間がたてば 愛の温もりも 冷める
やがて はかない 思い出を 回想するだけになる
逢いたいと そっと 今 願っても・・・
今日も 哀しみの しずく(涙)で 濡れる
下弦の月が 鏡のような水面に 映っているだけ・・・
![夜空](https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1346585.gif)
咲き誇った 万葉の花 (恋) は 移りゆき・・・
やがて 哀しみ色に 心を 染めてゆく・・・
恋しいという言葉も 今や 彼方に去ってゆき
今日も 哀しみの しずく(涙)で 濡れる
逢いたいと そっと 今 願っても・・・
今日も 哀しみの しずく(涙)で 濡れる
下弦の月が 謡(うた)っている・・・
![夜空](https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1346585.gif)
そんな 永遠に続く 愛というものを・・・
とても 難しい歌詞でしたね。(;^_^A
仏教での ”諸行無常” (万物は すべて移りゆく) の 考え方のようです。
映画のストーリーが
死 と 復活・・・そして また 死・・・と 移りゆくものでした。
逢いたい・・・と 願ったとしても
現実の別れにより それは できずに
ただ 涙するだけ・・・
歌詞も とても 深い内容でしたね。
そして ”下弦の月” とは・・・
![夜空](https://emoji.ameba.jp/img/user/su/sutoroberrnd/1346585.gif)
“満月” から 次第に ”欠けてゆく月” を 表しており・・・
一時的に “全盛” を 誇ったことも やがて ”衰えてゆく”・・・というような
それは まさに ”大自然の営み” を 象徴するようなものであり
そんな ”大自然の摂理” に 私たちは 従うしかない・・・
という意味を 示しているようです。
![星](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/112.gif)
柴咲さんの その後は・・・
ご自分で 作詞された曲を 数多く リリースされています。
とても 深い内容の 歌詞が多いですね。
![メモ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/131.gif)
女優の仕事の他に 音楽活動も盛んな方は 最近 少ないですね。
とても貴重な 女優さんですね。
今後も ますます ご活躍していただきたいと思います。
![ニコニコ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/139.gif)
(※) ちなみに 柴咲コウさんの作品である・・・
”かたちあるもの” の記事は こちらに
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)