令和4年節分祭奉仕・・・三七八会 | 神主の独り言 Part2

神主の独り言 Part2

雅楽と白山をこよなく愛す神主のブログです。

みなさま、ご無沙汰しておりました(^O^)/

中には、このブログ主は亡くなったのか???・・・と思われた方もおられるかと思いますが、生きています!ピンピンしています!!(笑)

ブログの内容が、毎年同じ事や、facebookがアップが楽なこともあって、敬遠されておりました・・・(^^;

まあ、この内容はfacebookにも共有されますので、こちらメインでも良いのですが・・・・・

 

さて、タイトルの通り、本日は節分!

節分祭をご奉仕致しましたが、当地の慣例により、豆を撒いて頂くのは、地元の還暦団体!・・・実は今年は、私の年代の団体「三七八会(みなやかい)」によって奉仕されました。

しかしながら、懸念されていたのが、コロナウイルス感染症の再拡大!いったん落ち着きを見せていた感染拡大でしたが、オミクロン株への変異によって感染力が増し、あっと言う間に広がりました。豆まきをして頂く相手もある事ですので、2週間前には決定せねばなりませんでした。一時実効再生産数が一瞬で数倍!という、とんでもない感染拡大は、あっと言う間に1+αとなり、縮小傾向も見せておりましたので、会のメンバーには「感染対策を万全にして行う」とし、さらに希望者のみとすることで案内をしました。

 

さらに、1週間前には、山中温泉の共同浴場「菊乃湯」(通称「総湯」)にポスターを貼って周知を図るのですが、たくさんの人が来すぎても心配ですので・・・・・。しかし、昨年はポスター貼らずに密かに行ったところ、事後に氏子地域の方から「え~っ!豆まきしたの~っ!」ってお𠮟りを頂きましたので、一応総湯のポスターは張らせて頂きました。

ポスターに小さく書いていますが、この数年の豆は、京都の老舗の「豆政」から仕入れております。

ややお値段は・・・・・。しかし美味しい豆です(^O^)/

 

・・・・・

結局、午後3時からの節分祭には、還暦のメンバー18名(私も入ってます!)、氏子総代7名、一般の氏子さん数名も来られて、まあ密にならない程度でご奉仕出来ました。

豆まきの前に祭典があります。

前で裃を着けているのが、三七八会の会長、副会長と2名の委員長です!

他の会員には、「小忌衣(おみごろも)」を着けてご奉仕頂きました。

お祓いの後、お供え物を差し上げる献饌。祝詞奏上。

続いて、威儀物の弓矢を執りまして、四方の魔を祓います。

本来の宮中行事として行われた節分追儺の行事には、桃弓と葦矢を用います。

「いぇーいっつ!」・・・・・「やぁ~っつ!」と気を込めて祓います!

玉串拝礼は、私(斎主)、還暦団体の会長、氏子総代会長が拝礼し、それぞれ合わせてお参り頂きました。

お供え物をおさげする「撤饌」の後、全員で一拝して祭典は終了!

いよいよ豆まきを奉仕いたします。

まずは、私(斎主)がお手本なのですが、今年は還暦の一員としても、心を込めて撒きました。

当社は「福は内」「福は内」「鬼は外」と掛け声をかけます!

続いて、還暦「三七八会」のメンバー一人一人が豆を撒きます!

まずは、裃姿の会長、副会長、委員長が(^^♪

この後は、会員の数名ずつが奉仕しましたが、詳しくはこれらの写真を提供頂いた、地元の写真屋&カメラマンの村田さんのブログに書かれていますので、こちらをご覧下さい。

 

 

いよいよ還暦の歳となりました!

・・・とは言っても、私は早生まれですので「卯」ではありますが、節分前の生まれなので、その中身は「寅」

今年は「壬寅(みずのえとら)」

新しいものが生み出され、大きく成長を遂げる年まわりとなります。

コロナ禍で試行錯誤を繰り返す中で生み出された、新たな時代への試みを、大きく成長させて参りましょう(^O^)/