あと二ヶ月で今年も終わります。 | 神主の独り言 Part2

神主の独り言 Part2

雅楽と白山をこよなく愛す神主のブログです。

明日から11月!
あと二ヶ月で新年を迎えます。
歳とともに一年があっという間に過ぎて行く気がしてるのは私だけでしょうか?

よく「歳とったら一年が早いわ!」とか「子供んときは、一日が長かったねぇ…」とか言う方がいますが、公の時間が自分だけの為に早くなったり、遅くなったりするわけはなく、私の見解では「自分の動作や思考回路が遅くなっていることに気が付かないんで、周りが早く進んでいる気がしている」という事だと思います。

さて、11月と言えば「七五三詣」のシーズンに入ります!
七五三とは7歳、5歳、3歳を節目として、子どもの成長を祝う年中行事です。

数え年3歳を「髪置きの儀」とし、主に女の子が行う(男の子が行う例もある)。江戸時代は、3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀。
数え年5歳を「袴儀」とし、男の子が行う。男子が袴を着用し始める儀。
数え年7歳を「帯解きの儀」とし、女の子が行う。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀。
以上出典Wikipedia


当社でも、七五三詣をご奉仕しておりますが、近年子供の数が減り、参拝者は一時の1/2以下ですね・・・(^_^;)

H27七五三ポスター

今年のお祝いをされるお子さんは、平成25年生まれの男女児、平成23年生まれの男児、平成21年生まれの女児です。
しかし、まだお誕生日前のお子さんや、成長が遅いお子さんには、翌年にされても良いと思います。

まあ、子供さんに晴着を着せて、写真や映像を撮るのが目的のようにもなっていますが(・・・実際、社殿の前でお参りもせず、子供に着物を着せて、写真だけ撮ったご家族も居たのは、本当の事実です!・・・)、子供の成長を素直に感謝し、今後ともご加護賜りますようにと参拝するのが本来ではないですか?

高い晴着を着せずとも、親子揃ってお祓いを受け、常の感謝を捧げましょう(^O^)/