朝には地鎮祭、日中は初宮詣や五五の厄祓がありました。
五五の厄?
聞き馴染みの無い言葉ですか?
当地では男性の厄除は25歳(五五の厄)と42歳(初老)そして61歳(還暦)に同年の会で団体参拝をされます。
しかし、近年は25歳の時点では同年の会を設けておらず、神社より案内させて頂いておりました。
・・・が、それも最近は名簿の入手が難しく、該当年の誰かに連絡を取って案内いただく事にしております。
今年も昨年の幹事より紹介を受けて、地元の25歳有望株に連絡を取っていただき、本日厄除祈願をご奉仕いたしました。
このメンバーには、来年のこいこい祭(当社秋季例大祭の神賑わい行事)に若衆神輿を担いで頂く事となりますが・・・・・。
今日集まったのは7名・・・・・。
来年までに会の輪を広げてくれる事に期待しましょう!
・・・・・
さて、厄年ですが当社は男性は前述の数え年25歳、42歳、61歳で、女性は19歳、33歳、37歳、61歳としております。
諸説あるようで、男性に49歳を加えたり、女性から61歳を無くしたり、幼児の4歳を厄年にしたり、13歳は厄除で十三参りをしたりと色々です。
小さな厄年は男女問わずに1歳、3歳、5歳、7歳、10歳、13歳、24歳、28歳、46歳、49歳、52歳、55歳、60歳、64歳、70歳、73歳、77歳、82歳、85歳、88歳、91歳と云われています。
何れにせよ厄年は運気のバイオリズムの谷間に当たり、人生の転機と言わる節目の年に当たりますので、節目をしっかり繋いでゆく為に、厄祓いは大事な人生儀礼の一つといえるでしょう。
また九星気学では、各生れ年の星を、中心とそれを囲む八方位に配置して年回りを占いますが、その中でも中心に来る年回りを「八方塞がり」として忌むべき年とし、他にも北の方位や鬼門(北東)、裏鬼門(南西)にあたる年回りも注意が必要とします。
来年平成23年は「七赤金星」が八方塞となりますので、昭和5年、昭和14年、昭和23年。昭和32年、昭和41年、昭和50年、昭和59年、平成5年、平成14年生まれが八方塞です。
細かく調べてみると、厄や良くない年回りがほぼ毎年あることにもなりそうですが、要は人生を進めるにあたって、節目を大事にし、神仏と向かうことによって、より良い人生を歩んでゆく契機としたのだと思います。
もちろん、厄年の算出方法にはそれぞれの考え方があるようですが、何よりも目に見えない力(神仏や大自然)に畏怖畏敬の念を持つことが、現代の物質社会には必要なのではないでしょうか?
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