H22白山登拝2回目(第1日) | 神主の独り言 Part2

神主の独り言 Part2

雅楽と白山をこよなく愛す神主のブログです。

さて、今期二度目の白山登拝をしてきました。

前回は、雅楽奉納演奏などもしましたが、ご来光は拝めずに少々不完全燃焼・・・

・・・で、前回登らなかった後輩が、是非登りましょうとの事で実現!

今回は、その後輩と後輩の知人の子供(中学生)の三人で登ってきました。

今回のブログは、時間を追って書いてみます。

少々長くなりますので・・・

$神主の独り言 Part2-出発

午前7時45分。朝日の射す登山口の鳥居前で記念写真を!

お盆も過ぎて登山者が少なく、セルフタイマーで撮影しました。

同行の二人とも初白山登山なので、ペース配分に気をつけながら登ります。

午前8時30分。中飯場着。

$神主の独り言 Part2-中飯場

中飯場にはススキが生い茂り、山は既に秋の気配・・・

登山道(砂防新道)は、近年、滑落の危険や植生の復元の為、2箇所で新しい道への付け替え工事が終了しました。

一つ目は室堂から約700mの地点で、狭所のがけを避けるために作られましたが、あまりにも急坂のため新道は登り専用。下山は旧道を!

二つ目は甚之助非難小屋手前1Kmほどの地点で、植生の復元のため新道が設けられましたが、この新道は小さな池をいくつか通ります。

その池に居るのがこれ

$神主の独り言 Part2-ハクサンサンショウウオ

ハクサンサンショウウオだと思いますが・・・

この新道が出来るまでは、南竜道分岐点の少し登ったところの池でしか見られませんでしたが、この新道はサンショウウオの住む池が二箇所通ります。

午前10時30分。甚之助避難小屋到着。

甚之助の非難小屋は老朽化が激しく、現在の小屋の20mほど下に新しい小屋の建設が始められていますが、この日はヘリでの資材空輸が盛んに行われていました。

$神主の独り言 Part2-甚之助ヘリ

ここで早い昼食をとって、十分な休憩の後出発!

登山道を少し頑張って、南竜馬場への分岐点に到着。

ココからは、登山口の別当出合が一望できます。

$神主の独り言 Part2-南竜分岐

分岐点からは近道の本道に進みます。

この区間はお花のきれいな場所ですが、花図鑑はまた後日アップします。

十二曲がり、五葉坂と急坂を登りきるとそこは室堂(^_^)v

12時45分無事に到着(^_-)-☆

・・・・・がしかし・・・

山の天気は判らないもの!

明日のご来光が臨めるかは神のみぞ知る!!

・・・という事で、そのまま頂上へ!

普段は早朝夜明け前に上ることが多いので、日中の頂上登拝はなかなか暑い。

・・・といっても距離約1Km。35分ほどで到着!!

$神主の独り言 Part2-頂上記念撮影

同行の二人の御前峰(2702m)初登頂を記念して記念撮影(^_^)v

続いて大汝峰(2684m)を目指します。

先ずは室堂とは反対側へ降りてゆきます。

こちら側は旧火口で、今は池となっていますが、四方を山に囲まれている為残雪があります。

$神主の独り言 Part2-紺谷ヶ池

これは紺谷ヶ池!

同行の二人は子供のようにはしゃいでいます・・・・・って、一人は子供だ・・・(笑)

そこから一丘越えると白山最大の池「翠ヶ池(みどりがいけ)」

$神主の独り言 Part2-翠ヶ池

翠ヶ池は富山県庄川の源流であります。

翠ヶ池の辺りには、薄い硫黄臭のする土壌があります。

$神主の独り言 Part2-翠ヶ池2

白山は休火山ですので、こんな形で活動が継続してるんですね。

さて、段々足の疲れが見えてきましたが、「目指せ大汝山!!」

大汝峰へは急な岩場をしばらく登らねばなりません。(~_~;)

といっても、一歩一歩進めば・・・・・

大汝峰到着!

大汝神社前で記念撮影!

$神主の独り言 Part2-大汝山

さて、あとは室堂へ帰るのみですが、さすがに疲れが出てきましたねぇ・・・・・。

$神主の独り言 Part2-千蛇ヶ池

途中「千蛇ヶ池」で記念撮影。

千蛇ヶ池は石川県の手取川の源流です。

$神主の独り言 Part2-室堂遠景

「おお~っ!」

室堂が見えてきました(^_^)v

3時間ほどの頂上・大汝峰散策を終えて、午後4時室堂帰着(^_-)-☆

白山付近のお天気はまずまずですが、東南の方向に怪しい雲が見えます。

$神主の独り言 Part2-怪しい雲

積乱雲が大きく発達してますから、あの下辺りでは夕立があるのでしょう。

室堂も夕暮れになってきました。

$神主の独り言 Part2-夕日

きれいな夕日ですが、少しガスが掛かってきましたねぇ・・・・・

次回は待望の御来光?・・・・・

Youtubeで検索すると掛かるよ・・・・・

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