前任の白山本宮では今、毎日のご祈祷や祭典に必ず舞われる「浪速神楽」の講習会が開かれています。
毎年、新人の舞女や神職を迎えるこの時期、大阪より講師の先生を迎えて開催されます。
私も本宮時代は、浪速神楽の奏法につきましては、結構な自信を持っておりましたので、毎年顔を出しています。
・・・と言っても、普段は、「式神楽(舞では鈴扇)」と、菖蒲湯祭と夏まつり期間の「湯立神楽」以外は、接する事がないので、この時期になると家で練習をしてから臨みます。・・・・・(笑)
今年は、一昨日と今日伺ってきました。
新人舞女5名、新入神職1名、先輩舞女先輩神職の十数名、近隣の浪速神楽を奉仕するお社の神職、巫女さん数名の大所帯で講習をしております。
皆さん短い期間で多くを学び、それを自分のものにして、普段のご奉仕にあたるわけです。
特に新人の神職・舞女さんはたった4日の講習で、最終日の5日目にはご神前で修了奉告祭のご奉仕をせねばなりません。
また、4月1日からは実際のご祈祷にご奉仕せねばなりません。
また先輩神職先輩舞女は、昨年の講習に習ってから一年間についてしまった「癖」をしっかりと直し、後輩へ伝えられるようみっちりと学びます。
皆さん頑張って下さい!