デューン砂の惑星PART2 | やまちゃん1のブログ

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2時間46分の長尺ながら
ダレる事無く見終わった

PART1の復習無しで観ました
が、十分楽しめました、
復習してからだともっと楽しめた
と思う

しかし、観客はまばら…


スター・ウォーズは、善と悪の対立、親と子の葛藤、成長物語というテーマとフォース・ジェダイの神秘主義と武士道、多彩な異星人の登場、人を助けるロボットなどのモチーフで、わかり易く単純化されています

しかし、デューンはシンギュラリティで、コンピュータ・AIに一度敗れた人類がコンピューター・AIを利用を禁止した西暦一万年の世界
戦闘機も戦車も人間が操作するマシーンだ、R2―D2もC―3PO もハン・ソロの盟友チューバッカも登場しない


引用元/FILMAGA

『西暦1万190年。人類は宇宙帝国を築き、厳格な身分制度のもとで各惑星を1つの大領家が治めていた。皇帝の命を受けたアトレイデス家は、希少な香料を産出する砂の惑星「デューン」を統治すべく旅立つ。しかし彼らは現地で、宿敵ハルコンネン家と皇帝が仕組んだ陰謀に直面する。父を殺され、自身も命を狙われることとなったアトレイデス家の後継者・ポールは、全宇宙をかけた戦いに身を投じてゆく。』デューンHPより



2時間46分の上演時間は、マーラーの交響曲を聞くように、砂漠の砂のように、飽きることなく流れていく



ポールとチャニが砂漠に座りくちづけするシーンが美しい



ポールが初めて砂虫(サンドワーム)に跨り、砂虫を制御し、疾走するシーンはこの映画最高のシーンで、興奮する

スター・ウォーズ一作目エピソード4で、ルークが戦闘機に乗り、デス・スターの隘路をレッドブルエアレースのように滑空するシーンを彷彿させる


デューンに人気がないのは、スター・ウォーズのようなわかり易さ、キャラクターの面白さがなく、重く暗い印象のせいだろう

アラキス(デューン)の先住民は、スター・ウォーズのイウォークのように無邪気でかわいい存在ではない


アラキスの先住民フレメンは、砂漠の民で、一神教の神と預言者を信じる原理主義者で、イスラム原理主義をイメージさせる


主人公サイドのフレメンがイスラームイメージ!!
アメリカ映画ではあり得ない設定ですね



政治や宗教、陰謀などがストーリーに組み込まれているディーンは一見難しそうですが、あのデビット・リンチ監督が原作に惚れ込んで映画化した作品です

PART3が待ち遠しい映画です



★★★★☆


私はお勧めします


デューンPART1

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