ドラッグ2 | やまちゃん1のブログ

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ピラミッド建設の原動力はビールだったそうだ。一日の作業が終ると、王から賃金としてビールが支給された。ピラミッド現場は、毎日ビールが呑めると人気があったらしい。

ビールは、液体のパンと呼ばれ、すぐれた食糧品だったようだ。

ビールより歴史が古いワインは、メソポタミアに紀元前7000年からあったらしい。日本の縄文前期です。
ヨーロッパに拡がったのは、硬水を飲みやすくするためだった。そのままでは飲みにくい、硬水をワインで割って飲んだそうだ。

ビールもワインも、嗜好品というより、生命維持のために欠かせない食品だ。

さて、日本酒は、主食である米を原料としており、最初から「酔い」を目的に製造されたことは明らかだ。
その点ビールやワインの食糧としての成り立ちがもつ正当性とは違う、背徳的な、エロティシズムを感じる飲物だ。

そこで、御神酒と称して神に供えたり、祝酒といって大勢で飲んだり、背徳感を薄めてきたのかもしれない。



新政の佐藤社長がいう「アルコール(日本酒)は合法的ドラッグ」「カルチャーをからめて語らないと批判される」は、まさしく、日本酒の性格と歴史を言い得ている。

背徳の媚薬である日本酒🍶

カンパーイ❗