五月の花拾遺
薫風に花香る五月、
その命の躍動も半端ない。
土剥き出しだった大地も、
あっという間に、
野花咲く緑野に変わる。
わが心模様は、昨日今日明日と、
さして変わり映えもしないのだが、
刻々と変わり行く大地の様には、
目を瞠らずにはおれない。
ほったらかしにしてあったまま、
数日前まで荒地だった我が家の裏庭が、
立錐の余地もないほど、
ドクダミでぎっしりと埋め尽くされていて、
そのあまりの変貌ぶりに愕然としたのだが、
その一方で、
自然の生命力の強さに、
改めて畏敬の念を覚えた瞬間でもある。
そんな野の底力に、
重たくなった腰を、
後押しされたのかもしれないが、
頬なぶる五月の風に誘われて、
ここぞとばかりに、
変貌する草花たちを追って、
時に公園で、
時に野道で、
五月の花たちを拾い集めてみた。
ささやかなこの人生/風
短編小説 恋文~往信 朗読版
短編小説 恋文~返書 朗読版
古くからの友人、高木早苗さんが、松江市観光大使を務める京太郎さんと、
ご当地松江を舞台にしたデュエットソング、
『さよならだんだんまた明日』をリリースされました。
とても素敵な歌ですので、是非聴いてあげて下さい。
不肖私めの撮影した写真も少しだけ入れてありますので、よろしくです。
「だんだん」は、出雲地方独特の方言で、ありがとうの意です。
振袖の振付方を詳しく解説した写真講座を公開しましたので、
興味のある方はご覧下さい。
写真集の制作に興味のある方は、こちらを参考にしてみて下さい。
今では遠き青春時代、私が書いたへぼ小説、興味ある方はこちらから