光射す森
街中の小高い山中にある公園。
光を感じたくなったら、立ち寄る場所でもある。
花があるわけでもなく、
これと云って眼を惹くものがあるわけでもない。
ただ、この森には、そこかしこに、
木の間をくぐり抜けた鋭い矢のような光が射しこみ、
木の葉や地面の至るところに光の妙技が表される。
それが、どういうわけか、胸を打つのだ。
一枚の葉が、歓び踊る動きあるさまに転ずるかと思えば、
生きた何ものかの姿に似せてみたり、
夜の闇に、ヒメボタルの明滅するさまとも見紛うほどに、
幻惑してみせたりもする。
空に浮かぶ雲が、観る人の心持によって、
どのようなものにも姿を変えて見せるように、
光もまた、観る人の心持によって、
ありていのものを、意味ある姿に変える力を持つようだ。
そういうイマジネーションを働かせることが、
案外心の疲弊を防ぐ一助になってくれるのかもしれない。
☆おことわり☆
諸事堆積しておりまして、
しばらくのあいだ、
「フォトエッセイ」不定期更新とさせていただきます。
変わり映えしないブログに、
日々変わらず、温かな眼差しを注いでいただき、
まことにありがとうございました。
継続再開を期して、写真は撮り続けておりますので、
その日まで、お待ちいただきますよう、
よろしくお願いいたします。
吉田拓郎/恋唄
古くからの友人、高木早苗さんが、松江市観光大使を務める京太郎さんと、
ご当地松江を舞台にしたデュエットソング、
『さよならだんだんまた明日』をリリースされました。
とても素敵な歌ですので、是非聴いてあげて下さい。
不肖私めの撮影した写真も少しだけ入れてありますので、よろしくです。
「だんだん」は、出雲地方独特の方言で、ありがとうの意です。
振袖の振付方を詳しく解説した写真講座を公開しましたので、
興味のある方はご覧下さい。
写真集の制作に興味のある方は、こちらを参考にしてみて下さい。
今では遠き青春時代、私が書いたへぼ小説、興味ある方はこちらから