秋の、とある日の午後 3

名残りの草花

公園の空き地は、すでに枯野と化しているが、
それでも、片隅の小さな花壇には、
コスモスなど名残りの草花が、
負けじと、原色の強い色香を放っている。
艶やかさと侘しさが交わる臨界、
それもまた秋ならではの美しい風情だ。

稀に、人が園内に入っては来るのだが、
それは、勤め帰りの人たちで、
一様に早足に通り過ぎて行く。
おそらく、風情を楽しむと云うよりは、
この公園内の道を対角線に横切ると、
公園の外周を、回り道しないで済むからだ。
日々通り過ぎ、見慣れた光景には、
眼は留まらないのかもしれない。
 

 

 

 

 

 

The End of the World/カーペンターズ

 

 

古くからの友人、高木早苗さんが、松江市観光大使を務める京太郎さんと、
ご当地松江を舞台にしたデュエットソング、

『さよならだんだんまた明日』をリリースされました。
とても素敵な歌ですので、是非聴いてあげて下さい。
不肖私めの撮影した写真も少しだけ入れてありますので、よろしくです。

 

「だんだん」は、出雲地方独特の方言で、ありがとうの意です。

 

 

 

振袖の振付方を詳しく解説した写真講座を公開しましたので、

興味のある方はご覧下さい。

 

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 今では遠き青春時代、私が書いたへぼ小説、興味ある方はこちらから

 

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