少し落ち着いてから
旦那がいろいろ話してくれた
私が内診台に行くからと
旦那が部屋へ戻ってからのこと
今まで受けてきた流産のソウハ手術は
全身麻酔が覚めるまでも入れて
2時間くらいで終わっていた
だから今回もそんなに大変だとは思っていなかったようで
部屋でテレビをつけて私が帰ってくるのを待っていたらしい
別れてから一時間くらい経った頃
ドアがノックされて院長先生が
入ってきたという
二の腕の辺りまで真っ赤に血で染まっていて
『出血が非常に多くこのままでは母体が危険なので母体優先で赤ちゃんを
取り出していいか』
を確認して急ぎ足で戻っていったらしい
旦那はそんなに大変なことなんだと不安になって
テレビを消して椅子で座ったり立ったりして待っていたそう
それから長い長い時間がすぎて
院長先生が大地を連れてきてくれたという
大地の状態を一緒に確認して
染色体異常による奇形や障害の話
私に会わせるかどうかの話
障害の原因や次の妊娠への影響
などを話していたらしい
私が精神的にかなりまいってることや
自分を責めてしまっていること
赤ちゃんの見た目がいわゆる普通の赤ちゃんと違うことで受けるショックなど
全てを私の為に私の為にと考えてくれていた院長先生
先生も『幸せなお産』を望んで産婦人科の先生をしているはず
どんなに事情があっても
人工死産に立ち会うのは
悔しいはずなのに
『今回の選択は間違っていなかったと思います。ご自身を責めたりする必要はありませんよ』
と言ってくれた。
私にも旦那にも。
この先生に出会えてよかった
このクリニックで大地を産めてよかった