トリチウムの海洋放出は、人間に多くの影響があることは世界から報告されている。

カナダからは、カップリング原発の下流域で新生児の死亡率の増加、小児白血病の増加が報告されている。

日本でも同様なことが起きている。

玄海原発の隣町の唐津市で白血病の増加が、泊原発の泊町、隣町の岩内町でもガンの発生が原発稼働後に道内でそれぞれ、一位と二位になった、と報告されている。

再処理工場はさらに深刻である。大量のトリチウムが放出、排出されているからだ。イギリス、フランスで工場周辺での白血病を含む健康被害が多いことが指摘されている。

 

六ケ所再処理工場が稼働を始めると、一年間で800トンの使用済み核燃料を処理すると、トリチウムの全量が再処理の過程で環境中に放出する。

 

それは年間18ペタベクトルである。

 

福島第一原発で溶け落ちた核燃料は約200トン。それに含まれるトリチウムは、

約3.4ペタベクレル である。

 

日本政府も規制員会も電気事業者も、絶対に福島第一原発のトリチウム水=汚染水の放出を止めるわけにいかない根拠がここにある。   

 

すべの人々が力を合わせ、福島第一原発の汚染水の海洋放出を阻止しよう!!