渋谷を歩くと真っ白に見えるわけ。色がなくなっちゃってね。 | 心のおもむくまま、時の流れるまま

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いろんな出会いがありますよね

 

この曲は耳にしたことある人、多いかな

でも この曲が書かれた経緯は 

あまり知られていない

 

 

 

[Official] 大滝詠一「君は天然色」Music Video
(40th Anniversary Version)

 

 

 

LP及びCD帯のカナ表記は「ロング・バケイション」で、「ロンバケ」の愛称でも親しまれている大滝最大のヒット作。1982年のCD発売後、オリコン初のミリオンセールス作品でもある。1970年代まではまだ知名度が低かった大滝の名が世間にも広まり、音楽業界では「(ナイアガラでのソロ活動開始から)5年も売れなかったアーティストが突如売れるのは奇跡」と言われるほどの出来事だった。以後も、アルバム収録曲にタイアップや、多くのアーティストにカバーされている。

 

 

 

 

 

 

 

 

大滝本人による「Pap-Pi-Doo-Bi-Doo-Ba物語」を除いて、作詞はすべて松本隆が担当している。2人がコンビを組むのは、はっぴいえんど『HAPPY END』収録曲「田舎道」「外はいい天気」以来。

 

 

 

本作は当初、大滝の誕生日である7月28日リリースの予定だったが、松本が妹の看病、そして死去により詞が書けなくなり、「作詞を降りる」と大滝に告げたが、彼は「発売を延ばす。待つよ」と返答し、9月に延長されたもののさらに伸び、結局3月の発売となった。これらの経緯について後年、松本は以下のようにコメントしている。

 

 

 

 

「(大滝から)連絡があったの。『頼みたいことがあるから松本の家に行っていいか』って言って。彼が言うには『今まで自分は売れないレコードをいっぱい作ったんだけれども、それは本意じゃなかった』『今回は、松本が売れて細野も売れて山下まで売れたから、俺も売れなくちゃいけないと思う』と言って。そりゃそうだろうねと思って。で、『手伝ってくれ』って言われて、いいよって言ってね」
 

 


「妹が、亡くなっちゃったの、突然。もう詞が書けるような精神状態じゃないから、困ったなと思って。(大滝に電話をかけて)今回はちょっと間に合わないと思うって言ってね。他の誰か作詞家の人に頼んでくれるかなと言ってね。言ったんだけど、大滝さんは『このアルバムは松本ありきで考えてるから、他の人じゃ駄目なんだ』って言ってね。『とにかく詞が書けるようになるまで待つから』って言って」

 


 
「半年ぐらい僕が遅れて、『カナリア諸島』と『君は天然色』っていうのを書いてね。『君は天然色』っていうのが…

全く、妹が死んでショックがやっぱあって。

 

 

 

渋谷を歩くと真っ白に見えるわけ。色がなくなっちゃってね。

ああ何か目がおかしくなったなあって思って。

その詞を書いたのが『君は天然色』でね。

彼はその詞がすごい気に入って。

あと『カナリア諸島』も気に入ってね。

『ああ、こういうのを待ってた』と」

 

 

 

 

 

 

歌詞のこの部分だ

 

 思い出はモノクローム

 色を付けてくれ♪

 

 

 

 

 

読んでいただいて

何かしら

感じること 思うことありますか?