前回の記事は、
いろいろ話しながらも、エリコに訊いた。
「今日の宿泊は、エリコの単独行動なの?」
『えーーー !』と、彼女が答えた。
で、終わりましたが...
私は、その言葉に続く、エリコの次の言葉を待った。
どっちだ。
どっちだ。。
どっちだ。。。
どっちなんだ!
『えーーー !』
『もう、ひとりに、きまっているじゃない(笑)』
『娘と一緒だったら、誘うわけないよぉー 』
と、とても楽しそうに、うれしそうに、エリコが言った。
“あ、そうなんだ~”
と、私は、努めてにこやかに、言葉を返した。
多分、ひとりだとは思ったけど、
内心、いろいろ、いろいろ、思うことがあったけどーーー
逢うまでは、この腕に抱きしめるまでは、
なにも言わないぞーー と思った(笑)
『どうすればいいかな?』
『降りていけばいい? それとも...』
“それとも? なんだい?”
と、ワザと訊いてみる。 ← 少しは意地悪したい!
『... お部屋に来る? ...』
と、少し間があって、エリコが言った。
ルームナンバーを聞いてから、車をホテルの駐車場に入れた。
エリコのいる部屋に直通で行ける、エレベーターはなかった。
エリコの部屋は、ひとりで滞在する用の部屋だった。
そのフロアー全体が、そういう部屋なのかもわからなかった。
私は若者でもないから^^
ホテルマンに見つかって咎められるのもイヤだった。
さぁ~ うまく忍び込めるかな~ と思いながら、
エレベーターを乗り換えた(笑)
以前、エリコと一緒に泊まったときは、
エリコがシングルの部屋をとって、
それとは別に、私がダブルの部屋をとったことはあった。