朝6時のメール | 心のおもむくまま、時の流れるまま

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いろんな出会いがありますよね

今日は、ミキの話は中断して... 


エリコと、デートの話を...





昨日の日曜日、朝早く6時ぐらいに、エリコからPCメールが来た。


『急な話で、ごめんなさい。今日、時間がとれることになるかもしれない・・・』



『数時間後に、はっきりわかるんだけど。 逢えるかな』





寝てるかもしれないと気遣ってか、早い時間や遅い時間は


エリコは、いつも携帯メールは避ける。





ご家族が出かけることになったのかなと思いながら、


それを問いかけずに



「今日は、一日中空いてるよ」と返事を返した。




7時...8時...9時... メールは、来なかった。


どうなったのかなと気を揉みながらも、向こうの様子がわからないので


メールは送らずに、待っていた。




10時過ぎ、『出かけられるようになったよ。逢えるかな』と、メールが来た。


「大丈夫だよ」と返した






3時間後に、いつも待ち合わせる改札口で、エリコを出迎えた。


1週間前にも逢っていたが、次に逢えるのは来月になりそうだったので


私もうれしかったし、エリコも喜んでいた。





『急に勝手言って、ゴメンね』と、彼女は言った。


そんな風に謙虚な エリコの物言いが、かわいいと思う。


デートはいつもエリコの予定次第のことが多いから


彼女もすまなそうに、言うんだろうな。


「ううん時間を作ってくれて、ありがとう」と、私は返した。





いつも以上に限られた時間の、デートの始まりだった。




続く