ここ数年

夏休みをいただいて

家族で旅行するのが恒例。

 

 

 

ぼーっとしていると

あっというまに何もせず

終わってしまうから

今年も夏休みの計画をたてる。

 

 

こういう計画をたてること

実は苦手。

できればやりたくない。

 

 

自分ひとりならば

適当で行き当たりばったりにしても

さほど問題なく気楽なのだが

家族がいるとそうもいかない。

 

 

いろいろ考えているうちに

だんだん疲れて

めんどくさくなり

投げてしまいたくなる。

 

 

“もういっそのこと、

旅行の計画やめちゃおうかな”

 

 

でもそんな時に思い浮かぶのは

母の姿。

 

 

去年、初めて母を誘い

息子と3人広島へ旅行した。

 

もちろん楽しかったのだが

ちょいちょい文句ばかりいう母に

うんざりもした。

 

 

そんな母だが

会う度に広島でのことを

“楽しかったね!また行きたいね!”

と何度も言うのだった。

 

それを聞くたび

そんなに楽しかったのかと

旅行に誘ってよかったなと思う。

 

 

 

以前読んだ本に書いてあったこと

 

“人生で一番大切なことは想い出を作ることだ”

『DIE WITH ZERO』ビルバーキンズ

 

何か物質的なものにお金を使っても

その時だけの喜びで終わってしまう。

けれど、体験するようなことはその時だけではなく

その後もずっと喜びをくれる。

 

 

ここを実感する。

 

広島旅行は

その時、楽しい時間をくれたが

こうして1年たった今も

喜びをくれる。

 

母に、そして私にも・・・。

 

 

今はまだ元気な母だが

いつまでもこれが続くわけではない。

息子も家族ではなく

他の誰かと旅するようになるだろう。

いつか同じようなことをしたいと思っても

できなくなるときが必ずくる。

 

 

 

そんな風になったとしても

一緒に旅した想い出は

“楽しかったね”と

色あせることなく

事あるごとに

喜びをくれるのだろう。

 

 

後悔しないように

たくさんの想い出を作ろう。

 

 

そんなことを考えながら

今年もめんどくさい計画をたてるか!

と自分を奮い立たせるのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

息子が学校に行くようになって

家にひとりでいる時間ができるようになった。

 

今までも朝は息子は寝ていたから

出勤までの時間は

ひとりの時間ではあったのだが

自分以外の人の気配が

家の中にしない

そんなひとりの時間を

久しぶりに味わっている。

 

 

自分の定休日も

自分ひとり

家に誰もいない。

たったそれだけのことなのだが

すごくほっとして

心が休まる

 

 

最近読んだポリヴェーガル理論でいうと

緑の時間だろうか。

緑の神経・・・穏やか、安心する、喜び

 

そんな時間がとれると

不思議なもので

ちょっとやってみようかなと

動き出したくなるもので・・・

 

 

家で揚げ物なんてめったにしない私が

からあげを作り出してしまうのだから

びっくり。

 

 

私にとってひとりの時間が大切なんだと

改めて感じた。

 

 

ポリヴェーガル理論に書いてあった言葉で

印象的だったものをひとつ

 

自分が穏やかになれる

緑の時間を探す項目に書いてあった言葉

 

“穏やかって地味なのです

 派手な魔法のようなものではないのです”

 

これが私にとってはすごく胸に刺さった。

 

 

うっかりすると

まだ幸せになりたいと

幸せ探しをしてしまっていたりする。

 

誰かと比べて

SNSにあがってくるような

キラキラした刺激を求めていたり

 

辛い気持ちやしんどい気持ちから逃げたくて

派手な魔法のような方法に

飛びつきたくなることもある。

 

 

でもそうじゃなくて

 

自分が穏やかに

ちょうどいい塩梅でいられること。

ACTで言ったら

“いまここ”を感じること。

自分のことを観察する自己のこと。

 

 

それは本当に

地味でなんてことないこと

キラキラなんてしてないこと

 

 

だから気を付けないとすぐに

刺激的なものに目を奪われて

見失ってしまう。

 

 

それが自分を穏やかに整えてくれる

緑の時間なんだろう

 

 

私が穏やかになれること

見失わないように

緑探しをしていこう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今週、5日間

学校に行くことができた息子。

 

無遅刻無欠席。

よく頑張ったなと思う。

 

 

毎朝5時

けたたましい目覚ましが鳴った後

部屋は静かで

起きているのか寝ているのか

不思議だったのだが

息子は部屋で

50分も葛藤していたことを知る。

 

 

5年間

ずっと好きな時に起きて

好きな時に寝るという生活だったのだから

毎朝、決まった時間に起きて

学校に行くのはしんどいだろう。

 

 

今まで負けていた誘惑と

闘っているんだなぁ…。

 

 

そんな葛藤を乗り越えるために

小さな楽しみ

自分で作って

自分で自分のご機嫌をとることを

少し覚えたのかな。

 

 

息子なりに考えて

前へ進もうとしているのを感じた。

 

 

大人だってそうやって

いろんなことを乗り越えている。

 

 

 

心や体を削るような

頑張りはしなくていい。

 

 

けれど、

良いことも悪いこともある世界。

小さな幸せをたくさんみつけて

広い世界を楽しんでね。