【算数】そろばんと算数② | 2022年中学受験への道 ~野球好き父子の記録~

2022年中学受験への道 ~野球好き父子の記録~

SAPIXに通い、中学受験を目指して奮闘した息子と父の記録です。
2022年2月、受験校すべてに合格して無事に終了しました。
しばらくは、後に続く皆さまに少しでも役立つ記事を書きていきたいと思います。

「そろばんと算数」シリーズ、2本目です。

そろばんと算数①

 

まず最初に、現代のそろばん教育の特色について説明しなければいけません。

 

教室によって程度は異なるものの、基本的にはどこも「暗算力の向上」を、そろばん教育の最大の目標に掲げています。

暗算の力をつけることが第一で、そろばんは珠算式暗算(頭の中でそろばんを弾いて…というヤツです)の仕組みを知るためのツールに過ぎない、という考え方です。

 

特に東京にある教室では、その傾向が強いように感じます。

前の記事でも書いたように、「暗算ができれば中学受験に有利」と考える家庭の取り込みが、狙いの1つかと思います。

 

そういう教室では九九さえできればどんどん進級でき、幼稚園児で暗算段位を取得する子は珍しくありません。

ただこれは逆の見方をすれば、幼稚園児にもできる暗算法が確立されている、ということです。

 

つまりは(少し言い方は悪いですが)現代の珠算式暗算は、あまり頭を使いません。

その結果として教材のプリントを黙々と計算することはできても、口頭で出題するなど、少しでも捻られるとフリーズしてしまう状態になります。

年齢が低ければ低いほど、その傾向は強く出ます。

 

ですから順調に進級していることに安心していると、「実践では役立たない暗算力」しか身についていない、という事態になりかねませんので、注意が必要です。

 

長くなりましたので、今回はこの辺で。

続きは、また後日書きます。

 

 

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