西山秀二(カープ現役/捕手/Aランク)
成長タイプ:晩成/早め
瀬戸輝信(カープ現役/捕手/Aランク)
成長タイプ:普通/遅め
299人目と、記念すべき300人目。
セットで紹介しないと許されないでしょう。
広島東洋カープ 西山秀二 & 瀬戸輝信 です。
かつての私のものまねの十八番と言えば、西山秀二のバッティングフォームでした。
投球前からバッターボックスでジタジタモジモジ。
バットをゆらゆらさせながら足を上げる振り子のような一本足のような動き。
解説の誰かが
「西山選手の流し打ちは一級品」
と絶賛していました。
素人な私には
振り遅れているだけ
にしか見えませんでした。
そして西山選手といえば、
・カープの捕手で唯一の3割
・強肩で意外と俊足
・90年代で古田以外で唯一の複数回B9&GGを受賞
・実は南海ホークスOB
と、間違いなくカープ、そして90年代セリーグを代表する名捕手なわけです。
でも、晩年の西山選手ときたら・・・
打てず
守れず
走れず
刺せず
の四拍子揃い、カープ暗黒時代の序盤の正捕手だったこともあり、まぁ悲惨でした。
超一流野球ゲーム パワプロでの能力は
F E E E D
みたいな感じで、目も当てられなかったです。
せめて、せめてやきゅつくでは・・・
よわい
3割打ってるのに巧打Cだし・・・
強肩だったのに肩Bだし・・・
そこそこ足早かったのに走力Cだし・・・
2番も打ったことあるのにバントCだし・・・
瀬戸よりよわいのは
納得がいかない
瀬戸選手なんて捕球Dでしょうに・・・
引退試合でもパスボールしていた瀬戸選手の捕球がAで、西山選手の捕球がBどまりって・・・
守備面の能力ですべてにおいて瀬戸選手のほうが上って・・・
これはあれなんでしょうか。
弱小チームの正捕手は過小評価されて
2番手捕手が過大評価される
典型なのでしょうか。
谷繁と秋元的な・・・
日高と鈴木郁的な・・・
梅野と坂本的な・・・
でも私のチームでは、瀬戸選手のキャリアハイは
.276 3本塁打 61打点
であるのに対し、西山選手のキャリアハイは
.280 18本塁打 70打点
とかなり差をつけているので、西山選手が意地を見せたといえるでしょう。
たとえ過小評価でも、過大評価でも、90年代のカープで輝いた名コンビ、西山と瀬戸。
私は好きです。
~西山秀二~
<通算成績>
実働19年 レギュラー4年
1085試合 2544打数 689安打
.271 54本塁打 385打点 29盗塁
<キャリアハイ>
117試合 407打数 114安打
.280 18本塁打 70打点 20盗塁
<年度別成績>
~瀬戸輝信~
<通算成績>
実働10年 レギュラー3年
648試合 1782打数 469安打
.263 9本塁打 210打点 34盗塁
<キャリアハイ>
129試合 445打数 123安打
.276 3本塁打 61打点 1盗塁
<年度別成績>