黒木知宏(ロッテ現役/投手/Sランク)
成長タイプ:普通/遅め
今日は七夕ですね。
七夕と言えば、この選手を思い出さずにはいられません。
千葉ロッテマリーンズ、 黒木知宏 投手です。
忘れもしない、22年前の今日。
「ああああぁぁぁ!!」
「コレガプロノキビシサネ」
「こんな場面で出さすなよピエン」
「すまんな」
「クロちゃん、そこで心が折れたらダメだしん」
プロ野球ファンならこれでわかるよね?
そんな黒木投手が入団したのは、旧世紀159年のドラフトでした。
エース高橋建(笑)が衰え、金子彰というほとんど記憶にない先発要員がFAで退団し、投手陣が過渡期を迎えている時期です。
過渡期に入団すると、早くからチャンスをもらえるでしょう。
まさに喜劇の投手と言えます。
しかしライバルは22歳の斎藤雅樹、24歳の黒田博樹、25歳の朝倉健太など、そうそうたる顔ぶれ。
まさに悲劇の投手と言えます。
しかしこの3人以外に大した先発要員はおらず、黒木投手は苦労せず先発の座をゲットします。
まさに喜劇の投手と言えます。
しかし入団3年目から、3年連続でチーム最多敗を記録してしまいます。
まさに悲劇の投手と言えます。
このように、悲劇と喜劇を繰り返す黒木投手。
はたしてやきゅつく2での黒木投手は、喜劇の投手だったのでしょうか。
それとも、悲劇の投手だったのでしょうか。
喜劇派
「黒木投手が在籍した17年間は、平均勝利数112勝、平均勝率.848と、やきゅつく史でも有数の黄金時代でした。そのような時代に在籍できた時点で、喜劇の投手と言えるでしょう。」
悲劇派
「たしかに黄金時代ですが、当時のエースに斎藤雅樹がいたおかげで、黒木投手はタイトルをほとんど獲得できていません。241勝をあげながらタイトルが最高勝率1つだけだなんて、これを悲劇と言わずなんというのでしょう。」
喜劇派
「241勝をあげたのに悲劇の投手なんて言ったら、園川に恨まれますよ。ロッテのエースと言えば10勝15敗 勝率.333がお約束なのに、黒木の通算勝率は.782です。倍以上ですよ。」
悲劇派
「むむ・・・し、しかしチームの平均勝率は.848とであり、黒木は.782。つまり黒木は逆に足を引っ張っていたということであり・・・」
喜劇派
「それは斎藤雅樹が.924という頭のおかしい勝率を残したからです。斎藤雅樹を除いた勝率はたったの.691です。そのなかで勝率.782の黒木投手の貢献度は、計り知れないものがあるでしょう。」
悲劇派
「(悲劇とか喜劇とか関係ない気もするけど)むむむ・・・」
プリアム「コレハキゲキでショウブアリネ・・・」ヒソヒソ
近藤「ぜんぜん悲劇感ないよね」ヒソヒソ
広永「尻に送球ぶつけられた近藤さんのが悲劇だよね」ヒソヒソ
小宮山「それもけっこう喜劇だけどね」ヒソヒソ
悲劇派
「で、でも黒木投手のウリと言えばやっぱり悲劇の投手ですし・・・!」
喜劇派・プリアム・近藤・広永・小宮山
「・・・せやな」
結論!
やきゅつく2の黒木知宏は悲劇の投手!
文句のあるやつはプリアムに言え!
~黒木知宏~
<通算成績>
実働17年 規定投球回到達12回
412試合 2800イニング
241勝 67敗 1セーブ 防御率3.60
最高勝率1回
<キャリアハイ>
28試合 212イニング
22勝 2敗 0セーブ 防御率2.59
<年度別成績>