選手名鑑96~97人目 牧野塁&河野昌人~脱よくわからない役割~ | やきゅつく2のブログ

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牧野塁(オリックス現役/投手/Aランク)

成長タイプ:普通/普通

 

河野昌人(カープ現役/投手/Aランク)

成長タイプ:普通/普通

 

 

やきゅつく2においてもっとも地味な存在、それは スタミナC 回復Aの中継ぎ投手 だと思っています。

 

 

スタミナC、回復Aであれば基本的には抑えですが、抑えはわずか2枠しかありません。

その場合は中継ぎの5枠に入りますが、中継ぎはだいたい以下のような役割に分かれる気がしています。

 

 

勝ちパターン×2枠・・・先発候補or左投手

負け試合のロングリリーフ×1枠・・・体力バカ

出番なし×1枠・・・若手orベテラン

 

 

そして上記に当てはまらない、よくわからない役割×1枠。

多くても30試合ほどの登板で、防御率は2~5点台とムラがあり、良からず、悪からずの非常に地味な存在となります。

この1枠に、なぜかスタミナC、回復Aの選手が収まることが多かったのです。

 

 

その代表格が、 牧野塁 投手 と 河野昌人 投手 でした。

 

 

現実での牧野投手は4球団を細々と渡り歩き、たまに先発もするけどいまいち頼りない投手、というイメージでした。

ただ17年間も現役生活を送ったことはすごいですね。

阪神、広島にもトレードで求められての移籍だったので、一皮むけさえすれば、という評価だったのだと思います。

 

 

河野投手は主に広島で活躍、シドニー五輪の代表に選ばれたり、若くして抑えを任された時期もありましたが、安定感に乏しく、長続きしませんでした。

高卒2年目から一軍で投げていた選手が、26歳という若さで引退するということに、プロの厳しさを感じたものです。

また非常に残念なことに、2017年6月に39歳という若さでお亡くなりになっています。

 

 

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まず牧野投手は新世紀171年に入団します。

決して高い能力ではありませんでしたが、30イニング弱で防御率は3点台を記録します。

迎えた5年目、前年に守護神がFAで退団し、後任の守護神候補 小林雅英投手(ロッテ)がまだ育っていなかったため、暫定的に守護神になります。

すると16セーブで防御率2.85と、期待以上の活躍をしてくれました。

 

 

翌年からは既定路線として小林投手が抑えに定着し、牧野投手は中継ぎに戻ります。

そこからは毎年30試合前後に登板し、良い年は防御率3.13を記録しましたが、翌年には6.07と安定感がなく、まさにスタミナC、回復Aにありがちな、よくわからない枠、成績に収まります。

そして14年目オフ、39試合、26イニングで防御率4.21という成績で、FAにより退団。

抑え枠ではないスタミナC、回復Aはこれが限界なのかと、無力感を味わったものです。

 

 

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そんな牧野投手の苦い記憶も薄れてきた新世紀249年、河野投手が入団します。

意外と安定感のあった牧野投手と違い、安定感に乏しい河野投手。

5年目に抑え枠で52試合に登板しますが防御率は6.00とかなり悪く、そこからはいつものよくわからない枠に。

毎年20試合前後の登板に留まり、牧野投手の記憶が蘇ります。

 

 

河野選手もそういう運命かと諦めかけたそのときでした。

入団13年目、河野投手は、先発に適性を見せたのです。

13年目から3年連続で100イニング、2年連続9勝、4年連続防御率3点台と、なかなか渋い活躍。

スタミナがCなのでもっても5回まででしたが、試合は十分につくってくれたので、非常に助かりました。

 

 

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河野投手のまさかの活躍により、牧野投手をはじめとするイマイチ活躍できなかったスタミナC、回復Aの投手たちも、すこしは浮かばれた気がします。

スタミナCでも先発で活躍しようがあることをもっと早く知っていれば、あの里見貴久投手も、もう少し輝いたかも・・・

いや、ないな。

 

 

~牧野塁~

<通算成績>

実働14年 守護神1年

439試合 417イニング

29勝 28敗 38セーブ 防御率4.80

 

<キャリアハイ>

36試合 41イニング

3勝 5敗 18セーブ 防御率2.85

 

<年度別成績>

 

~河野昌人~

<通算成績>

実働18年 規定投球回数到達0回

481試合 755イニング

51勝 25敗 12セーブ 防御率4.17

 

<キャリアハイ>

34試合 111イニング

9勝 2敗 0セーブ 防御率3.57

 

<年度別成績>

 

 

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