上宮と大宮東の決勝で幕を閉じた選抜大会。しかし夏はすぐそこまで来ています。前哨戦となる春の各地の結果と注目校、選手に触れながら各県の予想もまとめます。まずは東日本、秋田、東北の動向から。
準々決勝
①金足農 4対3 十和田
②秋田中央 8対5 能代工
③能代商 10対2 秋田商 ※七回コールド
④大館鳳鳴 6対5 秋田修英
準決勝
①金足農 5対1 秋田中央
②能代商 6対1 大館鳳鳴
決勝戦
◯能代商 対 金足農
能代商 020 001 010 4
金足農 201 002 33X 11
秋の県大会で優勝し、東北大会準優勝、選抜甲子園に出場した秋田経法大付は地区で本荘に3対4で敗れました。しかし小野の快速球は無視できません。次いで秋、春ともに準優勝で、この春の東北大会でも準優勝する能代商が注目です。またこの大会の優勝校・金足農も注目です。なお、能代商のクリーンアップに工藤明三塁手が主将としてチームをまとめています。後に能代商、能代松陽を4回甲子園に率い、3勝を得た名監督です。同じく、金足農の吉田正樹投手、菅原天城遊撃手は、甲子園で準優勝する吉田輝星投手、菅原天空二塁手のそれぞれ父親です。また能代商の大高哲錠選手もベンチ入りしています。彼の子は能代松陽が選抜初出場、初勝利した時主将としてチームをまとめた大高有生二塁手となります。いろいろつながっていて人生って楽しいですね。
選抜出場の東北は準々決勝で仙台育英に8対1とコールド大勝で優勝しました。準優勝の仙台工、大敗した仙台育英が追います。岩手は久慈商が優勝しました。夏も本命です。追うのは専大北上、盛岡大付、軽米です。福島は学法石川が群を抜いてます。追うのは福島北か?山形は日大山形、東海大山形が少し後退し、羽黒が猛追です。青森は弘前実が三連覇を狙うも青森山田や八戸が迎え撃つか?
東北大会
1回戦
学法石川 6対2 東海大山形
仙台工 7対0 青森戸山 ※七回コールド
羽黒 3対2 磐城
能代商 6対0 軽米
軽 米 000 000 000 0
能代商 010 200 12X 6
準々決勝
学法石川 6対1 金足農
学法石川 000 303 000 6
金足農業 010 000 000 1
久慈商 5対1 仙台工
羽黒 2対1 東北
能代商 8対1 弘前実 ※七回コールド
弘前実 000 000 1 1
能代商 101 150 X 8
準決勝
①学法石川 5対1 久慈商
②能代商 6対3 羽黒
羽 黒 110 010 000 3
能代商 100 113 00X 6
決勝戦
◯学法石川 対 能代商
能代商業 000 001 000 1
学法石川 102 000 00X 3
※学法石川は初優勝
選抜を補欠校で逃した学法石川が、初優勝を果たしました。なお決勝の相手は能代商です。主軸は前にも述べた工藤明です。
ではその他の地区の上位と選抜出場校について見てみます。
北海道大会
選抜4強の駒大岩見沢は、春は全道一回戦で札幌第一に1対5で敗れた。とはいえ、夏は本命である。追うのは東海大四、札幌第一である。一方北北海道は旭川竜谷や帯広南商あたりか?
準決勝
①東海大四 4対2 札幌南 ※延長10回
②札幌第一 8対2 室蘭大谷
決勝戦
東海大四 100 111 240 10
札幌第一 000 102 011 5
※東海大四は8年ぶり5回目の優勝
関東大会(東京含む)
選抜出場組の中で、関東大会にも出場したのは大宮東、常総学院、佐野日大、横浜、国士舘です。世田谷学園、市立船橋は敗れました。世田谷学園は準決勝で堀越に4対7と敗れ、3位決定戦でも二松学舎大付に1対3で敗れました。市立船橋は準々決勝で二松学舎沼南に5対6と逆転サヨナラ負けを喫しました。
一回戦
堀越 7対4 横浜商
堀越は井端弘和
二松学舎大付 5対0 水戸商
春日部共栄 11対1 東海大相模
※七回コールド
春日部共栄は土肥義弘
葛生 14対3 川越商 ※八回コールド
二回戦
甲府工 4対3 暁星国際 ※延長10回
甲府工は山村宏樹、暁星国際はランドル
春日部共栄 9対5 国士舘
太田商 3対1 東海大甲府
大宮東 7対6 堀越
大宮東は平尾博司
横浜 10対2 前橋工 ※七回コールド
横浜は白坂勝史、高橋光信、斎藤宣之、
紀田彰一、矢野英司、横山道哉
法政ニ 3対1 二松学舎沼南
法政ニは伊達昌司
常総学院 6対5 葛生
常総学院は金子誠
佐野日大 9対2 二松学舎大付
準々決勝
大宮東 3対1 甲府工
横浜 5対3 佐野日大
太田商 4対3 春日部共栄
法政ニ 5対3 常総学院
準決勝
①大宮東 1対0 横浜
②法政ニ 7対0 太田商 ※七回コールド
決勝戦
法政ニ 121 201 000
大宮東 104 200 000
法政ニ 1 8
大宮東 2 9
※大宮東は5年ぶり2回目の優勝
選抜準優勝の大宮東はさすがの優勝を果たしました。主砲・平尾は準決勝、決勝と2本のアーチ‼️横浜は一年も含め、6名の将来のプロ野球選手を擁して夏が楽しみです。各県の行方を見ると、茨城は常総学院で圧倒的か。栃木は栃木南、佐野日大と宇都宮学園が競います。群馬は太田商に注目。追うのは樹徳、前橋商か?埼玉は選抜準優勝の大宮東が自信を深め、浦和実、春日部共栄が追う展開。千葉は市立船橋、暁星国際、拓大紅陵、二松学舎沼南で混戦模様。神奈川は選手層で横浜だが、法政ニ、桐蔭学園も高橋由伸の最後の夏に向けて集中している。山梨は甲府工、東海大甲府で競う。東東京は二松学舎大付が一番手も帝京、早実、関東一か?西東京では国士舘、世田谷学園の選抜組に堀越で三強をなす。
続いて北信越。選抜出場の金沢は石川県大会で優勝して出場しました。氷見は富山県大会の準々決勝で滑川に6対8と敗れました。
準々決勝
福井商 6対1 金沢
金沢は高須洋介、福井商は横山竜士
不二越工 4対2 諏訪清陵
北陸大谷 7対3 日本文理
福井 5対0 佐久
準決勝
福井商 11対2 不二越工
※七回コールド
福井 4対3 北陸大谷
決勝戦
福 井 000 001 000 1
福井商 000 000 002 2
※福井商は8年ぶり5回目の優勝
石川県は金沢、星稜に北陸大谷が絡む大混戦。長野県は松商学園と佐久の争いか?富山県は高岡商と不二越工、新湊の争い。選抜に出た氷見は少し苦しいか?福井県は福井商が本命も、福井、北陸が迫る。新潟県は新潟明訓、日本文理、帝京長岡の私立勢が力をつけている。
続いて東海地区
選抜勢は全て敗れました。浜松商は地区一回戦で池新田に4対8で敗れました。大府は準々決勝で愛工大名電に4対5、延長12回サヨナラ負けでした。海星は準決勝で2対4で三重に敗れました。
一回戦
愛知 7対4 静岡
明野 7対5 県岐阜商
掛川西 11対1 三重
中京 8対2 大垣日大
準決勝
愛知 6対5 明野
中京 8対4 掛川西
決勝戦
愛知 300 000 400 7
中京 002 010 000 3
※愛知は3年ぶり3回目の優勝
愛知県は東邦、中京、享栄に愛知の私学四強で争う。選抜出場の大府は出遅れか?三重県は投手力の海星に、打力の三重か?静岡県は選抜出場の浜松商よりも掛川西、静岡に注目である。岐阜県では夏に強い県岐阜商と、大垣日大の争いか?ここまで東日本勢です。