選抜二回戦に入ります。8強を目指す試合は打線が活発な試合が目立ち白熱します。注目は打倒・横浜をはたしたPL学園や明治神宮大会の決勝を争った日大三、日南学園、明徳義塾、ヒグマ打線が猛威をふるった駒大岩見沢あたりか。初出場で1勝をあげた東京・駒大高の戦いは?


二回戦

3月30日

第2試合 浜田 対 沖縄尚学

②中盤手堅く突き放し沖縄尚学逃げ切り‼️


浜田高校 000 010 020 3

沖縄尚学 100 031 00X 5


初回、浜田は先頭・西沢が三塁打。しかしこのチャンスを逃すとその裏沖縄尚学は具志堅が左前、ニゴロと三盗に捕手の悪送球で先制に成功。五回、浜田は西沢の安打と捕逸、2つの暴投で同点とする。しかしその裏沖縄尚学は一死一、三塁から荷川取の左前適時打、暴投、ボークで2点を勝ち越すと、さらに一死三塁から具志堅の投前スクイズで3点目。浜田は八回、代打・鍛冶畑の適時二塁打で2点差まで追い上げるも比嘉公を崩せなかった。沖縄尚学は9安打のうち7本がセンターから右。スライダーが武器の浜田・浅野を球に逆らわす打ち崩した。


第3試合 市川 対 駒大岩見沢

③市川中盤に大量点‼️ヒグマ打線追いつけず!


市 川 高 110 510 000 8

駒大岩見沢 100 001 100 3


初回、市川は今村の中前適時打で先制、対する駒大岩見沢もその裏北村の左前適時打で同点と、初回から活発な試合展開。二回にも市川は伊藤の中前で勝ち越し中盤に。四回、市川は二死から安打、四球、敵失で二死満塁。ここで高室が右越えへ走者一掃の右越え三塁打‼️さらに2四球で満塁から佐野の右前適時打で計5点と勝負を決めた。市川は先発全員安打の14安打‼️駒大岩見沢も10安打と反撃もつながりを欠いた。


3月31日

第1試合 玉野光南 対 PL学園

①四球、守乱で玉野光南自滅‼️PL圧倒‼️


玉野光南 000 120 000 3

PL学園 331 000 44X 15


玉野光南・福明は腰痛を抱え制球を乱す。初回、3四球と覚前の二塁打、田中啓、永山の適時打など3安打で3失点すると二回にもPL、覚前の三塁打に中継ミスが重なるなどで6対0とする。三回にも中継ミスで加点すると中盤、PLにもミスが出て、玉野光南は3点を返す。しかし玉野光南は福明、小川の両投手が15四死球の大乱調に、さらに守備も6失策‼️安打はPLが7、玉野光南も6とさほど差はないものの、15対3で大敗、自滅した。


第2試合 駒大 対 平安

②平安猛攻18安打で粘る駒大振り切る‼️


平 安 103 021 000

駒大高 001 300 300


平 安 2 9

駒大高 0 7


平安は初回に3安打で先制すると三回にも4安打で優位に立つ。しかし駒大高は平安・香川の乱調につけ込む。四回には4連続四死球などで同点とする。強力打線の平安は五回、六回とともに3安打で再度3点のリード。しかし駒大高は七回、2四球と2安打、捕逸などでまたも追いつく。しかし平安の好守で逆転できず試合は延長戦に突入!10回、平安は一死から井上が中前打。連続四球で満塁とし岡崎の一塁強襲打で2点を勝ち越し振り切った。平安は18安打の猛攻も、平安・香川は10四死球の大乱調で苦しい試合となった。


第3試合 日大三 対 水戸商

③水戸商三橋の軟投に日大三打線空回り‼️


水戸商 010 100 010 3

日大三 000 000 000 0


神宮大会準優勝の日大三が有利とみられていた関東対決だったが、サブマリン・水戸商の三橋の前に日大三打線は空回りした。水戸商は二回一死から四球の川上を犠打で送り二死二塁。ここで三橋が左前適時打で先制する。四回にも三橋が中前適時打で自分を助ける。八回にも水戸商は二死三塁から宇野が中前で貴重な追加点。投げては三橋が4安打無四球の完投勝利。見事に優勝候補を破りベスト8進出を決めた。


4月1日

第1試合 明徳義塾 対 海星

①海星、立ち上がりの一発で流れつかむ‼️


海 星 高 200 020 100 5

明徳義塾高 000 100 000 1


海星は初回、二死三塁から加藤が右中間に大会第6号2ラン‼️史上19人目の二試合連続アーチで先制する。優勝候補の明徳だったがいきなりの先制弾に追う立場となる。四回、明徳は海星・岡本から安並、平峯の長短打で1点差とするも、その後の無死二塁を活かせず同点機を逃す。すると五回、海星は二死二、三塁から平松が中前2点適時打。七回にも平松の中前適時打でダメ押しの海星は、明徳と同じ6安打だが効率の良い攻めで相手を圧倒、ベスト8進出を決めた。


第2試合 日南学園 対 静岡

②日南学園・春永見事に2安打完封‼️


静 岡 高 000 000 000 0

日南学園高 100 002 00X 3


静岡の先発は初戦に218球で延長13回を完投した高木を回避し市川。初回、日南学園は一死から倉田が死球、野辺の左前で一、二塁とし吉武の中前適時打で先制する。しかし市川は二回以降三度の牽制アウトなど落ち着きを取り戻し試合は中盤へ。六回、日南学園は二死一、二塁から吉武の右前適時打と三塁への悪送球で2点を追加。静岡は九回、重盗でニ、三塁とするも好守に阻まれ完封負け。日南学園・春永は2安打完封勝利。静岡も市川・高木の継投で被安打5も味方の援護がなかった。


第3試合 今治西 対 高田

③相手の乱調につけ込み今治西巧者発揮‼️


今治西 140 000 002 7

高 田 001 101 000 3


高田も初戦で229球完投で延長14回を投げた松田ではなく桝田を先発させるも、初回3四死球で満塁から内野ゴロで先制をゆるす。二回にも四球、若田の安打で一、三塁から捕逸で追加点をゆるすとさらに菅の中前適時打、暴投、森川の右中間二塁打で5対0と大量リード。高田はここで松田に交代、緩急で今治西を封じ反撃を待つ。今治西も初戦に投げてない若田を先発、三回を1失点と上々の投球。高田は四回、金足農戦でも先発した渡辺健の登板をとらえ、近藤の適時打で追い上げる。今治西は五回から越智を登板も、六回、高田は木下のライト線二塁打で3対5と追い上げ試合は終盤に。しかし九回、高田・松田が死球からピンチを広げ、森川に決定的な2点適時打を喫した。


二回戦最後の二試合は、ともに一回戦で四試合連続延長戦の影響で日南学園以外はエース登板を避けたことが試合展開に影響を及ぼしている。しかも一回戦最後の四試合だったため、二回戦までの日時が前半よりも短いということも大きい。


これでベスト8が出揃った。ベスト8の顔ぶれを分析してみる。

北海道 なし

東北 なし

関東 水戸商、市川

北信越 なし

東海 海星

近畿 平安、PL学園

中国 なし

四国 今治西

九州 日南学園、沖縄尚学


今回は比較的バラけた感じである。関東の評価が高かった日大三、横浜が敗れ、明徳義塾も甲子園を去ったが、その他は比較的順当か?この中でやはり注目はPL学園。明治神宮の覇者・日南学園とは決勝まで当たらない。

では準々決勝の組み合わせを見てみる。


①沖縄尚学 対 市川

 ミラクル市川の旋風再来なるか?沖縄尚学は打線の援護がもっとほしい。比嘉公の負担を楽にできるか?当初の注目・比叡山と駒大岩見沢をそれぞれともに破った両校の対決となる。


②PL学園 対 平安

 近畿対決‼️秋の近畿大会では準決勝で対戦し、その時は5対0でPL学園が勝利している。平安は先制して焦りを誘いたい。横浜を初戦で破ったPL学園の勢いが優位にはたらくか?


③水戸商 対 海星

 水戸商は日大三を破る金星をあげた。一方の海星も明徳義塾を倒している。はたしてどちらが実力をつけて乗り込んだのか?真価が問われる。


④日南学園 対 今治西

 明治神宮大会の覇者・日南学園と四国の打力に自信を持つ今治西。注目の対決となる。勝利した方が決勝進出濃厚か?