春の県大会から夏の主役候補を探します。打倒松坂、打倒横浜は果たして?選抜で激戦を繰り広げたPL、明徳か?九州では力を出せなかった沖縄水産ですが、東福岡も投打の柱が良かった印象です。他はどうか?
近畿大会に出場した選抜出場校は近江だけです。開催県は和歌山なので、和歌山のみ三校、その他は優勝校の1校の出場となります。近畿大会に出場していないPL、関大一、郡山、報徳学園、関西学院、京都西、京都成章についてまとめます。PLは準決勝で5対7で大阪桐蔭に敗れました。関大一は8強の前に姿を消しています。大阪桐蔭は決勝でも関西創価に延長14回の末9対3で優勝しました。報徳学園は決勝で滝川第二に0対4で敗れました。関西学院も8強の前に敗れ去りました。郡山は準決勝で五條に3対6で敗れています。五條は勢いのまま西の京(にしのきょう、県立高校)を4対1でくだし優勝しました。京都西、京都成章はともに準決勝で敗れました。京都西は7対9で平安に、京都成章は6対8で東山に敗れ、決勝は5対4で平安が優勝しました。和歌山県は優勝が国際海洋ニ、準優勝は南部でスコアは5対2でした。第三代表は伊都が5対1で桐蔭をくだしました。唯一の選抜出場校で近畿大会に出場する近江は準々決勝で6対5瀬田工、準決勝は北大津に4対3で九回逆転サヨナラ、決勝でも8対6で大津商を破る接戦続きでした。
一回戦
大阪桐蔭 11対2 五條
近江 7対5 南部
伊都 7対4 滝川第二
平安 9対0 国際海洋ニ ※七回コールド
準決勝
大阪桐蔭 8対3 近江 ※延長10回
平安 5対1 伊都
決勝戦
大阪桐蔭高 002 000 001 3
平 安 高 000 000 202 4
※平安は2年ぶり8回目の優勝
近畿大会では、大阪桐蔭が九回に勝ち越すも、その裏平安が再逆転でサヨナラ優勝。京都では平安、東山と、選抜出場の京都西、京都成章のレベルの高い争いか?和歌山県は春の大会の上位校よりも、智弁和歌山に注目か?奈良県は選抜出場の郡山が春夏連続出場を狙うも、やはり天理、智弁学園が強敵か。滋賀県は近江の春夏連続出場が有力も、春は接戦続きで夏は決して安泰ではない。選抜は横浜に惜敗のPL学園は南大阪の最有力候補。追うのは近大付、上宮、浪商など。北大阪は選抜出場の関大一や大阪桐蔭、関西創価、北陽などともに激戦区。兵庫も東西に別れて二校出場する。選抜出場の報徳学園は東兵庫の有力候補。同じく選抜出場の関西学院もいるが、滝川第二、神港学園、育英に公立では尼崎北など。西兵庫では東洋大姫路、姫路工に公立で明石など。
続いて中国大会です。
山口県開催なので、山口県は4校、それ以外1校で8校参加の大会です。選抜で勝利した広島商、岡山理大付はともに県の準決勝で敗れました。その他の選抜出場校の岩国、出雲北陵は8強に残れませんでした。そのため選抜出場校以外での中国大会となります。
広島商は準々決勝で広陵に8対2と圧勝するも、準決勝で尾道商に3対13と大敗しました。広島県の決勝は高陽東が5対4で尾道商を振り切って優勝しました。岡山理大付も準決勝で山陽に3対5と敗れました。決勝は山陽が3対2で津山工を破り優勝しました。
一回戦
高陽東 4対1 宇部商
岩国工 2対0 山陽
下関中央工 6対0 境
浜田 2対0 防府
準決勝
①高陽東 11対2 岩国工
※七回コールド
②下関中央工 7対0 浜田
※七回コールド
決勝戦
下関中央工 020 000 000 2
高 陽 東 100 000 000 1
※下関中央工は初優勝
中国大会連覇を狙った高陽東は惜しくも準優勝。下関中央工は初優勝を遂げます。広島県の夏は高陽東と選抜出場の広島商に伝統校の広陵、尾道商などか?岡山県も選抜出場の岡山理大付に山陽、津山工、岡山南、倉敷商など有力候補がひしめく。山口県は選抜出場の岩国に、中国大会優勝の下関中央工、春の県大会優勝した岩国工が有力も、夏に強い宇部商、防府など侮れない。選抜出場の出雲北陵は上位に残れなかった島根県だが、夏は浜田が有力。春の優勝もそうだが、昨夏のエース和田の復調があればかなり有利。鳥取県は境が優勝したが、米子北、倉吉北なども有力。
四国大会
選抜出場の徳島商、今治西はチャレンジマッチを制して四国大会出場を果たした。しかし注目の明徳義塾は高知に敗れ出場を逃した。
四国大会の一回戦の組み合わせは、昨年と同じく尽誠学園対徳島商、今治西対高知県代表(昨年は明徳義塾)だった。なお昨年は徳島商と今治西が勝利しているが、今年は?
一回戦
尽誠学園 2対1 徳島商
高知 6対3 今治西
3位決定戦 中止
決勝戦
尽誠学園高 010 000 000 1
高 知 高 000 000 000 0
※ 尽誠学園は2年ぶり2回目の優勝
四国大会の勝敗は昨年と逆となったが、選抜帰りのチームとしては、一度課題を鮮明にしたい狙いもあったか?四国大会優勝の尽誠学園が香川県の本命。追うのは準決勝で尽誠に0対2で敗れた伝統校の高松商。準優勝の寒川も侮れない。高知県の本命は選抜8強の明徳。チャレンジマッチで延長の末明徳を倒した高知、高知に八回まで0対0の準優勝・土佐、準決勝で土佐に2対4で敗れた高知商など強豪が相次ぐ。明徳義塾の投手は寺本四郎、高橋一正、高知商の投手は藤川球児である。愛媛県は選抜出場の今治西と、チャレンジマッチで大敗したが宇和島東の争い。徳島県は選抜出場の徳島商がリード。追うのはチャレンジマッチで10対13で惜敗の鳴門一、決勝で鳴門一に8対10で敗れた生光学園か?いずれも投手力の整備が必要だが、打線はすばらしい。
九州大会
選抜出場校は推薦で九州大会に出場します。
一回戦
沖縄尚学 8対1 鎮西 ※八回コールド
佐賀学園 7対3 東海大ニ
二回戦
川内 7対4 福岡工大付
長崎西 6対4 高鍋
都城 9対5 八代第一
東筑 18対6 八代工
東福岡 7対4 鹿児島
沖縄尚学 12対2 樟南 ※六回コールド
沖縄水産 11対2 津久見 ※七回コールド
佐賀学園 6対0 小倉
準々決勝
長崎西 5対2 沖縄尚学
川内 9対7 東筑
東福岡 4対2 都城
沖縄水産 7対0 佐賀学園
※七回コールド
準決勝
長崎西 7対5 川内
沖縄水産 4対3 東福岡
決勝戦
長 崎 西 000 400 000 4
沖縄水産高 431 400 11X 14
※沖縄水産は11年ぶり2回目の優勝
選抜で優勝候補の力を発揮できなかった沖縄水産は、九州大会で見事に優勝。秋春連覇と確かな実力を発揮‼️選抜で横浜に惜敗の東福岡も準決勝で沖縄水産と大熱戦で実力の高さを表明した。同じく選抜出場の東筑は準々決勝で川内に敗れ、高鍋は準優勝した長崎西に初戦敗退。また樟南はまさかの初戦コールドで沖縄尚学に敗れた。
沖縄県の一番手は沖縄水産で間違いなし。しかし沖縄尚学と前原が決勝で7対6の激戦。前原は準決勝でも糸満に延長15回6対5のサヨナラと上位は僅差でひしめいている。福岡は選抜出場の東筑と東福岡が中心。投打の主軸が揃う東福岡が有利も、福岡工大付や小倉、戸畑など伏兵も多数。最大の激戦区は鹿児島県。選抜出場の樟南に対し、昨年夏の代表・鹿児島実には杉内俊哉がいる。さらに準決勝で鹿児島実を5対2で破った川内の木佐貫洋と三強の争いはレベルが高い。宮崎県は選抜8強の高鍋に注目も、都城、小林西、日南学園、延岡学園など夏に定めたライバルが多数。
長崎県は九州大会で準優勝を遂げた長崎西、決勝を争った諫早など。大分県も決勝は津久見と大分雄城台だったが、夏は大分商、柳ヶ浦が強敵。熊本県は八代第一と八代工の決勝となったが、鎮西、東海大ニなど混戦。佐賀県は佐賀学園が大きくリードも、佐賀東や伝統校の佐賀商が追う展開。