KKラストイヤーへの道のりですが、全国にはそれ以上の逸材もいます。それぞれの全国デビューは果たしてどうなるか?
昭和59年秋の秋田県大会
準々決勝
①秋田商 10対6 能代商
②秋田経法大付 12対2 湯沢
※五回コールド
③秋田中央 7対1 角館
④秋田 10対3 合川
※八回コールド
秋田県の注目は、中学校で全国制覇した2人のエースが健在の秋田・太田投手と秋田経法大付・田中です。これに、夏のベスト4の秋田中央・進藤が割り込み、三強を成します。
準決勝
①秋田経法大付 8対2 秋田商
②秋田 3対2 秋田中央
秋 田 000 001 110 3
秋中央 000 000 011 2
決勝戦 秋田経法大付 3対0 秋田
秋 田 000 000 000 0
経法付 002 001 00X 3
田中率いる秋田経法大付が優勝、一年時エースとして甲子園を経験した太田のいる秋田が第二代表として東北大会に乗り込みます。進藤の秋田中央は無念の3位でした。
選抜に直結する東北大会
一回戦
①東海大山形 8対7 黒沢尻工
※延長11回
②会津 3対1 秋田 ※延長10回
会津 001 000 000 2 3
秋田 000 001 000 0 1
③秋田経法大付 2対0 仙台育英
経法大付 000 100 100 2
仙台育英 000 000 000 0
④花巻東 3対2 青森商
準々決勝
①弘前工 7対0 秋田経法大付
経法付 000 000 0 0
弘前工 200 003 2 7
※七回コールド
②東北 6対2 会津
③学法石川 2対1 東海大山形
④日大山形 10対3 花巻東
※八回コールド
準決勝
①弘前工 4対3 学法石川
②東北 7対3 日大山形
決勝戦 ◯弘前工 対 東北
東 北 000 000 000 0
弘前工 001 001 10X 3
東北の戦前の予想は秋田経法大付と東北、それを追い仙台育英と学法石川、でしたが、経法大付と仙台育英がいきなり激突し、そこで完封勝利した田中が次の弘前工に投げず、七回、慌てて投入もすでに遅し、という結末でした。弘前工は準決勝で学法石川にも勝利し、決勝でも東北の佐々木を打ち崩しました。見事な優勝です。
その他の上位大会です。
北海道大会
準決勝
①北海道日大 5対0 石狩
②駒大岩見沢 5対4 旭川竜谷
決勝戦
駒大岩見沢 2対1 北海道日大
関東大会
準々決勝
①熊谷商 7対0 東京農大ニ
※七回コールド
②東海大浦安 8対4 前橋
③秀明 4対3 東海大甲府
※延長10回
④横浜 4対3 前橋工
準決勝
①東海大浦安 8対6 熊谷商
②秀明 5対4 横浜
決勝戦
◯東海大浦安 6対1 秀明
東京大会
準決勝
①帝京 12対0 日大鶴ヶ丘
※五回コールド
②国学院久我山 8対1 早稲田実
※七回コールド
決勝戦
◯国学院久我山 4対3 帝京
※延長13回
北信越大会
準決勝
①松商学園 6対2 羽咋
②長野 8対7 北陸大谷
決勝戦
◯松商学園 9対6 長野
東海大会
準決勝
①浜松商 6対4 静岡
②東邦 2対1 明野
決勝戦
◯東邦 15対14 浜松商
近畿大会
準々決勝
①広陵 4対2 堅田
②PL学園 2対1 報徳学園
③東洋大姫路 4対3 天理
※延長10回
④智弁和歌山 4対2 神港学園
準決勝
①PL学園 9対2 広陵
※七回コールド
②東洋大姫路 6対4 智弁和歌山
決勝戦
◯東洋大姫路 1対0 PL学園
中国大会
準決勝
①宇部商 8対2 大田
②広島商 5対1 関西
決勝戦
◯宇部商 6対3 広島商
四国大会
準決勝
①伊野商 4対1 池田
※延長12回
②明徳義塾 3対2 徳島商
決勝戦
◯明徳義塾 5対3 伊野商
九州大会
準決勝
①鹿児島商工 5対2 東筑
②東海大五 1対0 津久見
決勝戦
◯鹿児島商工 7対6 東海大五
出場校の予想です。
この当時は各地区の出場校の枠は当日までわかりません。それを踏まえて考えます。
北海道は駒大岩見沢が確定、北海道日大は他地区との兼ね合いで微妙ですかね。
東北は弘前工が第一、続いて東北です。
関東は、順当にベスト4の、東海大浦安、秀明、横浜、熊谷商で、東京は延長でもあるので国学院久我山と帝京でしょう。
北信越は、ともに長野県というのが気になりますが、決勝進出の松商学園と長野ですかね。
東海地区は決勝の乱打戦が気になりますが、東邦と浜松商、三校目は明野かな?
近畿はPLが敗れる波乱がありますが、そのまま東洋大姫路、PL、智弁和歌山、広陵まで確定。ついで天理、報徳学園ですかね。堅田は微妙です。
中国は決勝の宇部商、広島商の二つですか?四国は明徳、伊野商、池田、徳島商の四つ行くかな?
最後の九州は、鹿児島商工と東海大五に津久見まででしょうか?
勝手な予想しましたが、正解は次で確認です。