いよいよ夏がはじまりました。

開幕戦から大熱戦です。

新居浜商 002 000 002 4

日大山形 012 100 01X 5


比叡山 12対4 釧路工


アクシデントが痛かった市銚子


高 知 000 201 202 7

市銚子 000 300 000 3


市銚子のエース銚子は自らのホームランなどで六回まで白熱の試合。しかし六回二死二塁からピッチャー返しが顔面を直撃する。カバーのセカンドがアウトにするも、銚子は病院へ。その後チームは耐えられなかった。


佐賀商 4対1 吉田


高松商 000 000 121

明 野 000 031 000


高松商 000 0 4

明 野 000 1 5


学校創立3年目の初出場、明野が名門を倒した。延長13回裏、中沢が左前、宮島三振の直後二盗、四球も絡み一死一、二塁のチャンス。しかし主将の鹿野谷は投ゴロ。二塁併殺の流れが、ランナーと交錯し一塁送球がそれ、その間にサヨナラのランナーがホームインした!


選抜準優勝校、急死に一生、ホームランの威力


浪商 000 000 002 01 3

上尾 100 001 000 00 2


あと一人。九回、中前打の香川を山本の一ゴロで封殺され、二死一塁。上尾の勝利はあと一人だった。しかし、牛島が二球目をレフトポール際に叩き込む同点ホームラン。一気に試合の流れを持って行った。11回は一死から木村が三塁打、二死後、山本が右中間に決勝打!上尾の仁村は右下手からの手元で伸びるストレート、変化球でよく浪商を抑え、ほぼ勝利を手中にしただけに、残念であった。大会を飾る屈指の名勝負であった。


大分商 4対1 弘前実

中京 13対6 境


安積商 011 020 000

明石南 201 000 001


安積商 000 00 4

明石南 000 01 5


春の東北大会を制した安積商であったが、細かいバントに精彩を欠いた。延長になって四度の無死の走者をことごとくバントミスで潰したのに対し、明石南は14回、二塁打の片岡を手堅く送り、四球も絡めて一死一、三塁。ここで芝田の3バントスクイズが内野安打となって試合を決めた。


倉敷商 3対2 桜井

浜田 12対3 久慈

前橋工 4対3 中部工


東 北 000 000 005 5

済済黌 710 ⑩00 00X 18


東北中条のまさかの立ち上がりだった。初回、先頭の中島の投ゴロを自らはじき、すっかり動揺した中条は、バントを野選、さらに四球押し出しで一死満塁からセカンド岡部のタイムリー2失点エラー。リリーフも四球連発で、初回は6四球、3エラー、野選も絡めノーヒットで7失点。

四回には再びマウンドに戻るも、相手投手の坂口に二死満塁から右越えグランドスラムで勝負あった。最後に東北は三連続死球と4安打で5点を奪うも失点が大きすぎた。


県岐阜商 7対1 諫早

城西 4対3 敦賀

天理 5対4 日大三

相可 4対2 鹿児島実


ここから二回戦

星稜 8対0 宇治

都城 6対4 足利学園

横浜商 6対1 八幡大付

池田 9対2 松商学園

豊浦 6対5 長岡 延長10回

箕島 7対3 札幌商


秋田商 000 000 020 2

広島商 000 200 21X 5


秋田商の高山は評判通りのピッチング。伸びるストレートでよく広島商を抑えた。広島商は安打の出た回は必ず得点するソツのない仕掛け。四回、一死後中前に南崎が初安打。勝田のエンドランで一、三塁としスクイズで先制。さらに中島のレフト線二塁打で追加点。七回は二死一塁から永田以下の三連打。八回は四球から二死二塁とし、三沢が三塁打でダメ押し。秋田商は八回、2安打と死球、犠飛で2点を返すにとどまった。


富士 000 002 010

高知 001 000 002


富士 000 000 3

高知 000 001 4


49代表最後に登場した初出場の富士だが、終始押した惜しまれる試合だった。

2点リードした九回、一死から2安打、2四球、外野からの悪送球と捕手の落球が絡み追いつかれてしまった。15回は四球を送り二死二塁から田渕のセンター返しでサヨナラ試合となった。


浜田 4対3 天理

城西 9対4 済済黌

県岐阜商 2対1 中京 延長10回

日大山形 4対2 明石南

大分商 6対3 佐賀商

浪商 4対0 倉敷商

前橋工 5対3 明野

比叡山 4対3 相可


ここまでで二回戦終了です。

16校による三回戦がはじまります。

ここまでのハイライトは浪商対上尾でした。

今大会はもう一つ名場面が三回戦で出てきます。

球史に燦然と輝くその試合は、次回、詳細に振り返りましょう♪。