激しく見どころの多い一回戦の続きです。一度にまとめることはできませんでした。続きです。
8月10日
第1試合 滑川 対 境
①滑川・投手リレーで反撃食い止め九回決勝‼️
滑川 220 002 001 7
境高 000 210 300 6
立ち上がり、境は先発の岩出がモーションを盗まれ機動力に苦しんだ。滑川は初回、二回と6安打と7盗塁を絡め4点を先行。しかし境も二回途中から木下に交代し足を封じる。四回、境は3長短打で2点を返すと五回、小杉の二塁打で1点差。滑川も六回、敵失を逃さず突き放すも、七回、境は滑川の先発・小柳から押し出し四球と赤水の適時打で同点とする。しかし滑川は九回、一死から犠打で送り大塚のレフト線二塁打で勝ち越すと七回途中から救援の久保田が境を無安打と力投し逃げ切った。
第2試合 智弁和歌山 対 掛川西
②智弁和歌山打棒で掛川西を突き放す‼️
智弁和歌山 100 002 200 5
掛川西高校 000 000 110 2
昨夏優勝の智弁和歌山が手堅い攻めで確実に勝利につなげた。初回、智弁和歌山は福地が死球出塁。送って一死二塁から佐々木の右中間二塁打で先制すると、六回にも中村秀のレフト線二塁打と池辺のスクイズで加点。七回も鵜瀬と佐々木が連続二塁打で5対0と大きくリード。智弁和歌山の児玉に六回まで3安打と抑えられていた掛川西は七回、二死三塁から戸塚の右前適時打で1点を返すと八回にも田中の中前適時打などで3点差とし、なおも二死満塁。しかしここを抑えられ智弁和歌山の手堅さに敗れた。
第3試合 徳島商 対 岐阜三田
③投手戦‼️岐阜三田見事に完封勝利‼️
徳島商業 000 000 000 0
岐阜三田 000 000 10X 1
岐阜三田・市原と徳島商・冨田がともにコーナーワークよく打たせて取るピッチング。岐阜三田は六回まで無安打。徳島商も六回まで2安打と打線がともに抑えられる。七回裏、岐阜三田は一死からチーム初安打となる堀田のレフト線二塁打でチャンス。ここで徳島商は投手を加島に交代するも、牧野が左中間三塁打で決勝点をあげた。岐阜三田の市原は5安打散発の完封でチームの初出場初勝利の立役者となった。
第4試合 日大東北 対 宇部商
④日大東北、アクシデントで流れ失う‼️
日大東北 000 110 000 2
宇部商業 000 221 00X 5
日大東北は四回、宗形の左前適時打で先制。宇部商もすぐにその裏二死ニ、三塁から清水の中越え二塁打で逆転する。しかし日大東北も五回、佐藤、槻田のエンドランですぐに同点と目まぐるしい展開。宇部商は五回裏、またも2四球と上本の内野安打で一死満塁とし梶矢の左犠飛、嶋村のレフト線二塁打で4対2とリードする。迎えた六回、宇部商・清水の打球は左越えの飛球。これを追ったレフト・渡辺がフェンスと地面の隙間1.5センチに右手を突っ込んだところ挟まって動けない。この間に清水はランニングホームラン(大会第9号)となり試合も中断した。偶然にも三塁審判の橘氏が消防の救急隊員であったため迅速な対応、10分後に救出できた。試合はそのまま5対2で宇部商が勝利した。フェンスはすべて緑色のガムテープで大会中は応急処置とした。
8月11日
第1試合 東福岡 対 豊田大谷
①東福岡失策4で流れ失い反撃遅し‼️
東福岡高 000 000 040 4
豊田大谷 000 020 40X 6
豊田大谷打線が立ち上がりから東福岡・村田をとらえ走者を出す。東福岡は四回、初安打から二死二塁とするも二走の村田が牽制に刺され逸機。すると豊田大谷は五回、一死ニ、三塁から古木の中前でついに先制する。七回、東福岡は一死満塁とこちらもチャンス。しかしまたも二走・村田が牽制死。流れをつかんだ豊田大谷はその裏、一死三塁から古木の打球は一ゴロ。これを一塁手がはじき追加点。さらに前田の左前、敵失で満塁とし小谷が痛烈な左中間三塁打で走者一掃、一気に6対0とした。豊田大谷・上田を打ちあぐねていた東福岡は八回、岡田の中前から二死満塁とし村田が右中間へ走者一掃の三塁打‼️さらに森の中前で4点を返したが届かなかった。東福岡は二度の牽制死と八回の守りで3失策と乱れたのが悔やまれる。
第2試合 横浜 対 柳ヶ浦
②横浜八回6安打の集中打‼️連覇に好発進‼️
柳ヶ浦 001 000 000 1
横 浜 010 010 04X 6
選抜優勝の横浜が夏の甲子園初戦となる。注目の一戦は松坂の制球が乱れ苦しい立ち上がり。二回、横浜は斉藤の適時打で先制も、柳ヶ浦も三回、四球から一死二塁とし大崎のニゴロが一塁悪送球となり追いついた。五回、横浜は敵失から加藤の左前で勝ち越すも、柳ヶ浦・大崎の緩急をつける投球に終盤まで息詰まる熱戦。八回、横浜は加藤、柴の長短打と後藤の犠飛で追加点。さらに松坂、小山の連続適時打で一気に勝負を決めた。松坂は変化球中心ながら3安打9奪三振完投勝利。
第3試合 鹿児島実 対 八戸工大第一
③鹿実・杉内ノーヒットノーランの快挙‼️
鹿児島実 001 120 000 4
八工大一 000 000 000 0
鹿児島実・杉内が快投を演じた。初回三者三振からリズムに乗り、快調なピッチング。伸びのある速球と鋭く落ちるカーブで八工大一は手も足も出ない。三回、鹿児島実は3安打で先制すると四回には森山がレフトへ第10号ソロと圧倒。杉内は四回にも三者三振など16奪三振の完璧な投球。六回二死から四球を与え完全試合を逃したものの、走者はその一人だけ。104球、1四球、三振16個で大会史上21人目(22回目)の大記録を達成した。
第4試合 海星 対 東洋大姫路
④海星3アーチで強敵圧倒‼️姫路完敗‼️
海 星 高 000 201 112 7
東洋大姫路 100 000 000 1
初回、東洋大姫路は小笠原の左前適時打で先制したが、その後は海星・岡本を崩せない。海星は四回、バント安打と四球から二死ニ、三塁とし坂下淳が中越え二塁打で逆転。さらに六回、加藤がレフトへ第11号ソロで加点すると八回二死から坂下淳もレフトへ第12号ソロ‼️九回には服部がレフトポール際に第13号2ランと、東洋大姫路・長谷川を長打で粉砕、圧倒した。海星の岡本は8安打を浴びるも立ち上がりの1失点のみで完投勝利。
8月12日
第1試合 日大山形 対 星稜
①星稜バント多様のソツない攻撃‼️圧勝劇‼️
日本大山形 100 000 000 1
星 稜 高 003 001 42X 10
日大山形は初回、相手捕逸からつかんだチャンスに栗原が先制打。しかし星稜も三回一死から成田の中前、中山のバント安打に門前が右中間三塁打で逆転。さらに一死三塁からスクイズを外されたものの、捕手の三塁悪送球で3点目。日大山形は六回にも犠打失策から失点すると、七回には五田の適時打や重盗で大量失点。結局10失点で大敗した。星稜の米沢は被安打8も立ち上がりの1失点のみに抑えて快勝した。
第2試合 岡山城東 対 駒大岩見沢
②岩見沢九回猛攻もあと一歩‼️岡山城東辛勝
岡山城東高 001 001 003 5
駒大岩見沢 100 000 003 4
初回、駒大岩見沢は江川の中前適時打で先制も、三回、岡山城東は二死二塁から国只の左前適時打で同点。城東・中野はこの後コーナーに投げ分ける投球術で岩見沢を封じると、打線は六回援護。ニ丹が右中間三塁打を放ちチャンスをつくると山崎文が中前で勝ち越し。さらに九回、2四死球などで二死満塁とし国只、ニ丹の連続右前で3点‼️勝負を決したかに思えた。しかし九回裏、駒大岩見沢は驚異の粘り。先頭・熊谷が二塁打、続く代打・菅野の左前で二走が本塁憤死となるが、二死から江川がレフト線適時二塁打。さらに坂地がレフトへ第14号2ラン‼️続く鈴木も二塁打で二死二塁と同点機。しかし岡山城東・中野が代打・木崎を中飛に打ち取り岡山城東は辛くも逃げ切った。岡山城東打線は12安打と活発だった。
第3試合 PL学園 対 八千代松陰
③好投手対決もPL底力発揮の逆転勝利‼️
PL学園高 002 003 001 6
八千代松陰 110 000 000 2
八千代松蔭・多田野、PL学園・上重の好投手対決で注目の一戦。八千代松蔭は初回に山口、大庭の連打と等々力のレフト線二塁打で先制すると、二回にはバント安打と上重の暴投で追加点。しかしPLは三回古畑、三垣の適時打で追いつき流れをつかむ。六回、石橋の左中間二塁打から犠打野選で一死ニ、三塁。ここで田中一が右越え三塁打で勝ち越すと、井関の右前打で突き放した。八千代松蔭の多田野は180球の熱投も、六回以降は毎回安打を浴びるなどとらえられ、打線も3併殺を喫するなど援護できなかった。
第4試合 佐久長聖 対 佐賀学園
④延長戦の激闘はサヨナラ犠飛で劇的に‼️
佐久長聖 020 000 000
佐賀学園 010 010 000
佐久長聖 00 2
佐賀学園 01 3
ともに継投策がはまり、最後まで息詰まる熱戦となった。佐久長聖は二回、一死ニ、三塁から新津の左中間二塁打で2点を先行するも、佐賀学園もその裏緒方の中前適時打で1点差。五回には二番手の北沢から大津がレフト線二塁打で追いついた。佐久長聖は先発・渡辺を五回から北沢に替え、佐賀学園も先発の山口を八回途中から江口に替えた。北沢は追いつかれはしたものの、九回裏の一死満塁を抑えるなど白熱した投手戦。試合は延長戦となり、11回裏の佐賀学園の攻撃。野中が四球、大木のバントを一塁手が悪送球で無死一、三塁。大津四球で無死満塁から実松が右犠飛(ライトは落球)となりサヨナラ勝ち‼️佐賀学園の江口はノーヒットに抑え、劇的勝利に結びつけた。
8月13日
第1試合 埼玉栄 対 沖縄水産
①沖水またも終盤埼玉勢に逆転負け‼️
沖縄水産 100 120 000 4
埼玉栄高 300 000 20X 5
選抜では浦和学院に逆転で初戦敗退を喫した西の横綱・沖縄水産。夏も同じ埼玉代表との対戦。春の借りを返すべく、初回、3安打で先制。しかしその裏先発の宮里が2本の長打であっさり逆転を許す。三回途中から新垣を投入し埼玉栄の反撃を抑えると、五回、大城の二塁打、宮城の中前で逆転に成功。しかし七回、埼玉栄は二死二塁から大島が右中間に第15号逆転2ラン‼️沖縄水産は相手を上回る11安打を放つも斎藤康に封じられた。
五日目にはフェンスに腕を挟まれ選手が動けなくなる悲劇がありました。急遽フェンスの応急処置が実施されました。六日目は本命・横浜の登場‼️松坂の余韻が残る中、鹿児島実、杉内のノーヒットノーラン‼️七日目はライバルのPL学園が登場すると、八日目は西の横綱・沖縄水産が春に続いての埼玉県勢に逆転負け‼️連日の白熱したドラマが歴史に残る大会へとつながります。二回戦のドラマは果たして⁉️