先週の土日は
本草薬膳学院での講義でした
土曜日のテーマは
安神平肝類
と
慢性疲労
精神を安定させる働きがある
安神平肝類には
残念ながら身近な食材はなく
お薬がメイン
でも、代用品として
卵やナツメなどが役立ちます
ホワイトボードの右端に書いたのが
メンタルに効く素材です
後半の実技では
慢性疲労を取り上げました
皆さんが作った
フルコース
このご飯は
不眠や不安に用いる
酸棗仁という生薬のエキスが
炊き込まれています
こちらは
豚肉と黄精の煮込み
黄精は園芸用でも売られている
ナルコユリの根茎
腎陰を補う素材で
疲れて熱が頭にこもるような人に
特におすすめです
パソコン作業や
締め切り、ノルマを抱える
現代人には
よく見られる状態ですよね
金柑とトマトのスープ
こちらも
ストレスと関係のある
肝を鎮めて
気巡りをよくする薬膳
こうやってみると
慢性疲労の裏には
精神的な疲れがあり
その解消には
不眠をなくして
しっかり眠ることが大事なんだと
いうことがわかりますね
学校の講義の時間は
学生さんたちから
さまざまな質問をお受けします
その一つ一つが
私にとっても勉強
全てにちゃんとおこたえできているか
自信はないのですが
誤魔化さず
自分なりによく考えて
おこたえすることを
大事にしています
1月からスタートした
先生の仕事
日曜日の講義のあと
学院長の辰巳洋先生と
お話しました
疲れてないか
困ったのとはないか
と、気にかけてくださいました
ありがたいですね
生徒さんたちと一緒に
楽しく勉強できています！
Okao Tomoko