2月に入ると、毎年、町内会で「味噌づくりの会」が開催されます。
今年は、本日2月15日。
我が家のすぐそばにある町内会の集会場の周りには、
朝から大豆を煮るいい匂いが漂ってました。
今年も、その会に参加してきました。
豆を煮るところまではスタッフの方がやっておいてくれるので、
参加者は、ビニール袋に入れた豆をつぶして、
麹と塩を加え、煮汁を入れて混ぜ混ぜ。
タッパーに入れて持ち帰り、
あとは各々、自宅で熟成させます。
仕込み完了!
昨年取材した信州のお味噌屋さんによると、
仕込中はむやみにかきまぜずに、
「天地返しは1回でよい!」とのこと。
今年は、そのやり方を守ってつくってみたいと思います。
ついでに『本朝食鑑』を見てみましたよ!
味噌は<穀部之二>の冒頭に出ていました。
<性質>
平・微温で、食を助け、一身を滋養する
<主治>
・腹中を補い、気を益し、脾胃を調え
・心腎を滋し、吐をおさめ、瀉を止め、
・四肢を強くし、髪を烏くし、皮膚を潤し…とあります。
さらに、
「大豆」は気を穏やかにして百薬の毒を解する。
「麹」は食べすぎによる消化不良をおろし、血巡りをよくする
「塩」は心・腎・肺・脾・肝に作用して帰結をおさめ、
筋骨を滋し、血を涼する。
「大豆」「麹」の温と、「塩」の寒を合わせたバランスのよい食材は、
私たちの食生活に不可欠なもので、「発明」だと記されていました。
実際に作ってみると、味噌は「大豆」「麹」「塩」の
合わせ技であることが実感でき、〝なるほど感〟が増しますね…
本日仕込んだ味噌が食べられるのは、
今年の夏ぐらいの予定。楽しみです。
Okao Tomoko
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