10代〜50代のほとんどの女性は

生理周期に影響されて過ごします。

月経、妊娠、出産、閉経などなど、、

古くからのお医者さんは

そういったことを、

「女子以血為本」

(女性は血をもって本となす)と

表現しました。






生理周期が乱れることって、

よくあることだったりします。

きっかり28日周期で来る方もいますが、

多くの方は微妙なズレがあります。

人間、機械みたいに毎回ピッタリとは

いかないものです。

(中にはいつも28日で来る方もいると思いますが!)



そのズレに関していうと、

「ズレたから異常だ」という

わけではありません。

周期がズレることによって、

体の乱れを教えてくれているのです。



特に、仕事が忙しくなると、

周期が早まってしまった、

逆に遅れている、なんてことも多いです。



避妊を希望する若い女性が、

「どうしよう、妊娠してしまったかも、、」

なんて気持ちが焦っていると、

生理周期が遅れていただけ、

ってことも多いです。



生理周期は、

体の疲れ具合も、睡眠不足も、

ストレス度合いも、心に抱えたモヤモヤも、

隠さずに映し出してくれているのです。



それがわかると、

生理周期をきっかり28日周期で

来させることを目的に治療するということが

的外れってことが、

わかるんじゃないかなと思うのです。



本当に大事なのは、

周期が乱れるってことではなく、

なぜ、周期が乱れているのか、

周期が乱れている事実は、

自分になにを訴えかけているのか

ということ。



考えてみて、頭に浮かぶことが、

あなたの向き合うべきことです。

仕事のしすぎかもしれないし、

食生活の乱れかもしれません。

パートナーとの関係や

両親や義両親との関係かもしれません。



女性の体は、とても繊細です。

小さな異常を見つけやすいからこそ、

早期治療ができて

大きな病気を予防できるから

女性の方が平均寿命が長いのかもしれません。



生理周期が乱れていても、大丈夫。

サインを出してくれているだけです。

体や心に目を向けて、

ケアしていきましょう。

体は食べたもの、生活習慣、思考によって

できています。



ならば、そこを改善していけば、

症状も緩和していくはずです。



SOSを出してくれる体に感謝しつつ、

体や心に向き合えるといいですね。












今日は講座に行ってきました。

たまたま最近考えていたことが、

具体的に講座の中で出てきて、

なんだかとっても嬉しい💡



時代の移り変わりとともに、

気候や人々の状況が変わっていくとともに

病気も、傾きやすい体質も変わっていくから、

症状に対してだけでなく、

身体全体や、食べているもの、

生活全体が大事だよな〜、と

再確認しました。

バランスが崩れていると感じた時に、

自分で整えられるように

していきましょうね。

今日も、お疲れさまでした。

ではでは!



瀬戸島