ドラッグストア薬剤師 寺脇令子です。

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突然ですが、、

あなたは頭痛持ちですか?

 

 

私は頭痛持ちです。

 

 

頭痛にはいろいろな種類がありますが

特に辛い症状が多いのが

偏頭痛 ではないでしょうか?

片頭痛とも書かれる事があるこの頭痛は

・片方だけに出現

・脈うつ感じ(ズキンズキン)

が特徴です。

 

 

頭痛専門医にかかると トリプタン系と呼ばれる薬を出される事が多いのですが

これ、飲んだ人はわかるのですが「なんか気持ち悪い」んですよね。

実際「吐き気止め」を一緒に飲むこともあります。

 

 

 

この春〜現在にかけて、いまだかつてないくらい酷い偏頭痛に悩まされた私は

流石に「違う対処法がないものか」と考え始めました。

 

 

 

そしてたどり着いたのが

今まで飲んだことがない漢方薬

呉茱萸湯(ごしゅゆとう)

そういえば、偏頭痛がひどいという若い男性薬剤師が「よく効きますよ」と言ってたな。
その言葉を思い出して、店にあるものを飲んでみました。
 
 
・・なんとなく効いてる?
 
 
この「なんとなく効いてる」って、頭痛持ちの人にとっては非常に大事なことなんですよ。
だって、バシッと効く薬はありがたいけど、かえって不安になりませんか?
「効くのは良いけどこんなに効くのは逆に怖いな」って。
 
だからぜひ!試してみて欲しいんです。
 
 
 
 
じゃあ呉茱萸湯はどうやって頭痛に効くの?というお話をしますね。
 
呉茱萸湯の主成分(主薬)は、もちろん ごしゅゆ  です。
 
*こんな実から取れるエキスです^^
 
 
 
作用として挙げられるのが
・血流促進
・鎮痛
・軽い興奮作用
 
偏頭痛は頭の血流の悪さからくる と考えると
これは非常によく効くということになります。
 
軽い興奮作用は血管を収縮させるため、「ずきんずきんと波打つ頭痛」に効きます。
 
なんとなくカフェイン(コーヒー)に似てますね。
ちなみにコーヒーは頭痛に効きますよ。
 
 
東洋医学的に 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)は「血 気」を整える処方です。
同じく頭痛に使う漢方薬である 五苓散(ごれいさん)は「水」を整える処方です。
 
あなたの頭痛がどんなタイプかわからない場合には、どちらかがヒットするはずです。
 
 
 
 
発売中の私の本(最後のコラム)にも書いてありますが、今、だんだん体に優しい薬を選べるようになってきています。
 
偏頭痛持ちのあなたのお役に立ちますように・・
 
 
 
 

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*薬剤師は薬を飲みなさい、とだけ言うと思っていたかもしれませんね。

薬剤師は今や、セルフメディケーションを担う存在。

これからも、薬のことだけでなくさまざまな方向からの発信を続けていきますね!

 

 

 

 

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