海藻たちの美しさにやられました、、
行橋の三日月キッチンさんでの、植物研究家の山下智道さんの藻塩づくり&遊女が使ったふのりシャンプーづくり✨
部屋に入るなり圧倒的な磯の香り。
私たち日本人は太古の昔から海藻を食べてきたから、このミネラルや繊維たっぷりの原生的な生物を分解できる酵素を出す腸内細菌を持っているらしい。
藻塩が作られていた記録は弥生時代には既にあって、万葉集には海藻にまつわる歌が120も出てくるそうです!
なんだか海伝いに東に移動した人たちのこと、、諸星大二郎先生の漫画のワカメ頭なアイツとかが浮かんで離れません😆
鹽竈神社の藻塩のご神事のこともでてきました。
『塩爺』の鹽竈神社!
今年の地獄蒸し味噌には友人が送ってくれた鹽竈神社のお塩も入れたし、義父からは鹽竈神社の御神酒を醸造している浦霞を頂いたし、、もう塩竈神社にお参りにいかなくては、、⛩ 地元門司の和布刈神社にもワカメのご神事があります。
藻塩づくりのキモは、ホンダワラに幾度も幾度も何層にも海水をかけて、しっかり塩分濃度をあげておくこと。
その根気のいる作業は山下さんのご家族が担当してくださったのだそうです✨
どうもありがとうございます✨🙏✨
そしてじっくり水分を飛ばして出来た柔らかな褐色の藻塩で、三日月キッチンさんがむすんでくださった塩むすびは、ふくよかに甘く優しく、まるで御神饌 のようでした。
その後は江戸時代の遊女が使ったという、、ふのりシャンプーパックづくり
(花魁は伽羅とか使ったらしい)
地肌に良いヒュウガトウキの根もたっぷり
香り付けにオオバクロモジ、月桃、藤袴を
その夜使ってみたらデトックス感ーーー!
翌日は艶とコシが出て、以前かけたパーマがすこーし復活したような!?
ヘナやクレイに混ぜたりいろいろ探求してみよう❤︎
山下さんの生物学的な分類から、その生物と人々との歴史や営みなど、豊富な知識とアレンジで、どんどん拡がるお話に、私たちは惹き込まれてコーフンしっぱなしで、、、
海愛・植物愛溢れる素敵な皆さまとの時間は楽しすぎて、次回が待ち遠しくなってしまいました。
素敵な時間をどうもありがとうございました✨
さぁ大潮の海に繰り出すぞーーーーーー!
福岡のアマモも見てみたい!水中カメラ欲しくなった!以前芦屋の磯から覗いた海中に揺れるワカメは本当に美しくて、、、
めくるめく海藻・海草たちの世界へ🌊✨✨✨