摘み取った臭木の実は、いろんなあおの倍音のよう。
まるで宇宙みたいな美しさでした。
あめつちのおうちに、糸島の草木染め布ナプキンの麻子さんが来てくれて、みんなでクサギの実を摘んで染め染め。わたしも地元のクサギを摘んで駆けつけました。
思わず隠れていた虫に触りながらの青い実はずし。
こんな楽しい時間永遠に続いていい∞
だからよ、いつものように実のおそうじ終わらないうちにもうお昼。
みんなの身体が蘇るような持ち寄り発酵滋味ごはん。
ラピスラズリ?ターコイズ?
自然の宝石箱のよう
青く煮出したクサギの染色液は、空気に触れるとだんだんみどりに変化していく。
昔の日本人は、青も緑もおなじ「あお」って呼んでたのが納得の、「あお」い優しい冬時間。
さらに3染、4染めは、煮出してる実を鍋に手を突っ込んで潰してみたよ!
熱い!熱い!
クサギの実の油分が蠟みたいな感じに手のひらコーティング。みんなの手がガミラス帝国デスラー色に。
みんなのそれぞれの色。素材によってどれも違って可愛くて。葛糸やあめつちの綿も染めてみたよ。愛おしい。。。
いつもありがとう。次は薬用に剥いた残りのキハダがそのままあるからそれで染め染め大会しようね!
ちなみにクサギの薬効はというと、
煎液で動物たちのダニよけにしたり、
植物の虫よけにしたり、高血圧に使ったり。クサギに住む虫を疳の虫にも使うそうです。自分では使ったこと無かったから、今回クサギのことより知れた感じがして嬉しい。夏ほど臭くはなかった、、かな?