2000キロ旅するアサギマダラたちは、毎年くじゅうが大船山から紅葉し始める頃、北部九州に飛来のピークを迎え、
紅葉が山から降りてくるに従い、さらに南に飛び去っていきます。





岡垣アサギマダラの会の皆さんによると、今年は9/29頃から本格的にやってきて、11/8までさとランド小局園さんに来ていたそうです。




ちょうど今年のピークの10/15に、あめつちの田んぼの稲刈りに行きながら、宗像のさとランドさんにお邪魔しました。

数年前から山影の竹林を抜けたところに
アサギマダラが蜜を吸うヒヨドリバナや藤袴、ツワブキを植えられていて、さらにこのあたりにはアサギマダラの幼虫の食草キジョランが生えていて、岡垣生まれのアサギマダラもいるそうな🧡
(今ちょうど幼虫いるみたい!)

キジョランの葉っぱ


岡垣アサギマダラの会のおじさまが、蝶たちを見守りながら、くろいマークがあるのが雄だよーと教えてくださる。
ここにいるのはほとんど雄らしい。


この羽の下の方の丸い黒っぽいマーク



竹林の道から何からすごく丁寧にこの場所を守ってくださっている。森の陰なのがいいみたい。

キジョランの毒を取り込んだアサギマダラは鳥に狙われてにくいらしく、あまりパタパタせずになんとも優雅に風にのる。

北米の旅する蝶モナークと同じだね。
そういえば、胴体の水玉模様もなんか似てる。

(胡蝶しのぶが毒を使うのも理にかなってますねー)












うっとりし過ぎてだいぶ遅刻しながらあめつちのお家に。あめつちの野間 希代巳ちゃんと、もはや稲刈ラーのやまさき あやこちゃんと、地域の八幡さんに無事に収穫の御礼のご挨拶に同行したら、

神社への小径の入り口におもいがけずアサギマダラがひとひら

さらに、
鳥居からの石段を登るとちゅう、大きな木々の隙間の光を透かせてまたひとひら

アサギマダラが飛んでいて、

なんだかみんなでじーんとしてしまった✨

こんなふうに
英彦山北岳とか、おもいがけない山や森の中で出会うアサギマダラは
ひたすら神々しくて、違う次元から来たみたく見える。

3時過ぎて風もでてきたけど、
近所の山田ホタルの里さんの藤袴にもまだ蝶たちはいてくれてて、ツーショットを狙う😆 




蝶たちの乱舞をみすぎてボーッとしてるうえに、
この日は野間っちの植物の音楽bambooと2台で、
アサヒとヒノヒカリの稲穂の歌のセッションを彼らに聞かせてもらったりして、
さらにポンコツになって、

稲刈り少しで終わっちゃたけど、
本当にちょっと泣きそうなくらい優しくて幸せな一日でした。

宗像あたりには、春のスナビキソウやスイゼンジナの蜜を吸いに、またアサギマダラがやってくるみたいだから、
またみんなで、こんどは浜で世代交代した蝶たちに会えたらいいな。




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