クワガタ捕り | 世界自然遺産「屋久島」ライフ

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屋久島の大自然と日常を写真で紹介しています。


夏休みの激務でやっと今日から少し落ち着きました。


毎日寝る時間もわずかしか取れず疲れました。


今年の夏は台風の影響を受け、その後は前線の影響でなかなか快晴になりま


せん、今日は久々に少しお天気でした。


もう夏も終わりですが、岡山の友人、かっちゃんにクワガタを贈る約束があり、


なかなか雨ばかりで採取が延び延びでしたが今日行ってきました。


実は数日前も少しだけ行けたのですが、直ぐに大雨に合い、あえなく撤収。


もう秋を感じる屋久島ですが、少しだけ捕れました。


今夜は島カブトが特に多く、10匹以上いました。


捕獲は5匹にしておきました、あとノコギリクワガタ。






島カブトや姫カブトと呼ばれる在来種のコカブト。


これままだ大きい方ですが、小さくツノもかわいいんです。






小さくてかわいいのはこのコクワくん、挟まれても痛くないので可愛いです。


この子は越冬する子がいます、ノコギリ系統にはいません。


ヒラタ系統には越冬する子がいますので、形が似てるからかな???


そんな事は無いと思いますが・・・。





屋久島でクワガタ捕りのメインと言えばコイツです。


ノコギリクワガタ、大きいのはツノの形から水牛と呼ばれてます。


怒りっぽく、喧嘩っぱやいのが魅力で、油断すると直ぐ噛まれます、痛いです。






こつらはノコギリクワガタの小型種です、屋久島ではオニクワガタと呼びます。


お爺ちゃん達が、小さなクワガタも大事に育てれば大きくなるから・・・・・


とよく言いますが、昆虫は脱皮しないと大きくなりません、クワガタは成虫にな


ると脱皮しません、なので大きさは死ぬまで変わりません。





ちなみにこちらが本物のオニクワガタ、屋久島にしかいないヤクシマオニクワ


ガタです、激レアです。


こちらは本の抜粋ですが、数日前に縄文杉トレッキングの際、縄文杉近くで偶


然見つけました、オスだったので感動でした。


本当に小さなクワガタなのですが、ツノに大きな特徴があります。






一般のクワガタと違い山の高い場所に生息するので島の人も殆どお目に掛か


りません、超激レア種です。





真左が在来種の島カブト、姫カブトとも呼びますが在来種です。


コカブトと呼ぶのが正式なのだと思います。






コカブトは屋久島の南部に生息し、屋久島が北限の種です。


九州本土や本州にはいません。





ノコギリクワガタは屋久島が南限です、屋久島の南、トカラ列島より南が少し


種が変わります。






今年は屋久島では7月に入るまで30℃超えの日が無い異常気象でした。


8月も中旬以降は、実質秋雨前線の停滞で既に初秋です、夏が短い年になり


冷夏になりました、こんな年は何十年、何百年に1度なんでしょうね。


昆虫や植物、色々な生き物達に少なからず影響を及ぼした年なんでしょう。


屋久島のクワガタ紹介でした。


ヒラタは捕獲出来ませんでした、スイマセン。











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