母校の中学校を訪ねて・・・。 | 世界自然遺産「屋久島」ライフ

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屋久島の大自然と日常を写真で紹介しています。

私が卒業した中学校、屋久島の屋久町立安房中学校。

当時は屋久島町では無く屋久町と上屋久町に分かれてました。

私が小学入学時に小学校も移転新築され、中学でも入学時に改築と一部新築されました。

そんな懐かしの中学校をお邪魔してきました。


屋久島人の日記


かなり古い建物に感じる我が母校、かなり懐か良い匂いがします。

以前訪れたのは7年前の35歳の時、中学卒業20年の集いで学校の清掃や草刈などの奉仕作業に来ました、それ以来になります。


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屋久島の山々が見え広い校庭と隣接する野球場やテニスコートなど町営の施設も直ぐ利用出来る環境で過ごした3年間でした。


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校舎は私が入学当時も古くて年代ものでしたが入学時に全面改装され綺麗でした。

あれから30年近くの月日が流れました、私も今年で42歳同じようにトシとってますね。


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入学前は講堂があり体育館は無かったのですが入学時に新たに建てられました。

実は私の実家は建設会社です、校舎の改装もこの体育館建築もお隣のプールも父の会社が建設しました、丁度6年生の時はここが現場だったので現場事務所のお手伝いで電話番などしてました。

既に図面の書き方などの指導を父に受けてました。


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入学前はプールも無かったのですが新設され感動でしたが今は本当にオンボロ。

屋久島は作れば作りっぱなしで維持管理をまったくしない土地柄、町営グランドなども荒れ放題。

維持管理に予算が付かないんですよね、物を大事にと言う概念が低いんです。


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校庭の片隅には大きなガジュマルがありました・・・はて???

こんな木あったかな?私の記憶には無いのですがあったのか無かったのか自信が無いです。

それだけ私もトシとったんでしょうね。


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隅には松の苗木が・・・昨年環境省から里親に出されたヤクタネゴヨウです。

絶滅危惧種で凄く貴重な植物なんです、屋久杉並みに巨木になります。


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校門前の急な坂、当時は野球部の特訓でこの急斜面のダッシュを毎日10本やってました。

お陰で脚力が上がっていつの間にか学年2位迄短距離が早くなってました。

自転車でここを登れる程に・・・今なら10メートルかな。

中学時代は無尽蔵な体力でした、毎日が超ハードに鍛えてました、体罰なんて毎日の世界でしたし。

1年生の時は太もものミミズ腫れは毎日でした、無残な姿です、今なら大問題でしょうけど。

体罰は問題なのでしょうが根本的に子供達が精神的にも肉体的にも弱くなり過ぎてると感じます。

守るのも大切でしょうが社会に出て生き抜ける力、自然界で事故を回避して生き抜く力を考えるとそれで良いのか不安になります。

結局その個の人間力が最後には大切なのではと思います。

最近は水泳の授業などは親の同意が無ければ出来ず受けない子供も多いみたいです。

お陰でカナヅチだらけ、泳げなくても良いと言う親も多いようで・・・。

でも私はこう考えます、もし水害や転落などに子供が合う、又は自分が大人になって遭遇したりその子供が事故に直面したりと・・・はたしてその時泳げなくて助からない、それで良いのかと。

学校の体育や水泳は基礎体力の構築だったり身を守る術だったりも大きなテーマじゃないかと。

義務教育は義務、なぜ義務で教育するのかそんな事を考え義務で教えるべき事を再認識する事も必要では・・・。

泳げなくても甘やかさずにと思います、過保護も度が過ぎると己に返るのでは・・・。

ちなみに同級生男子が45人程いましたがカナヅチは1人もいませんでした、女子は40人弱でしたが1人だけ、但し体に障害があったので仕方ないです、でも彼女も頑張って授業を受けてました。




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